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Interstage Mobile Application Server V1.3.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

2.2.4.1.1 Gradleの設定

--gradleArgオプションにGradleのビルドプロパティを指定します。

--gradleArgオプションのプロパティは環境変数でも設定可能です。
以下の様に、「ORG_GRADLE_PROJECT_」というプレフィックスの付いた環境変数で定義できます。
例:
export ORG_GRADLE_PROJECT_cdvMinSdkVersion=20

ビルドプロパティ

プロパティ 説明
cdvBuildMultipleApks 指定した場合、ネイティブライブラリが対応するCPUアーキテクチャごと(x86, ARMなど)にAPKファイルを作成します。 省略すると、すべてのネイティブライブラリを含んだAPKファイルを作成します。
cdvVersionCode AndroidManifest.xmlに指定したバージョン番号を上書きします。
cdvReleaseSigningPropertiesFile リリースビルド用の署名オプションが記載されたファイルを指定します。 省略した場合は、build.gradleがあるディレクトリにrelease-signing.propertiesというファイルが存在すれば、その値を読み込みます。
cdvDebugSigningPropertiesFile デバッグビルド用の署名オプションが記載されたファイルを指定します。 省略した場合は、build.gradleがあるディレクトリにdebug-signing.propertiesというファイルが存在すれば、その値を読み込みます。
cdvMinSdkVersion AndroidManifest.xmlに指定したminSdkVersionを上書きします。
cdvBuildToolsVersion android.buildToolsVersionの設定を上書きします。
cdvCompileSdkVersion android.compileSdkVersionの設定を上書きします。

実行例

cordova run android -- --gradleArg=-cdvMinSdkVersion=20