双方向通信サービスは、クライアントが双方向でリアルタイムに通信する機能を提供します。サーバのルームと呼ぶ共通領域に接続(ジョイン)することで、クライアント双方間で通信ができます。
注意
- 双方向通信サービスは、クライアントのWindows向けハイブリッドアプリケーションとネイティブアプリケーションに対応していません。
- 双方向通信サービスは、認証機能、SSL通信機能、ログ機能を備えていないため、利用シーンに合わせてアプリケーションでのセキュリティ対策を検討してください。
- 双方向通信サービスにイントラネット以外から接続する場合は、VPNを使用して接続してください。
- 双方向通信サービスは、冗長構成にできません。
- クライアントのアプリケーションの画面に大量のメッセージ等を表示すると、クライアント側のアプリケーションやブラウザのメモリを圧迫し、パフォーマンスの低下が発生する可能性があります。アプリケーションの画面設計時には、表示する情報量が過度にならないように設計をしてください。
ルームは複数作成できます。
ここでは、双方向通信サービスを利用するアプリケーションを、「双方向通信アプリケーション」と記載します。
双方向通信サービスの概要