ARとは、視覚や聴覚といった人間の五感で得られる現実の情報に、文字や画像、音声といった様々なデジタル情報を重ねて表示することで人間の感覚を拡張・強化する技術です。
システム開発者に対して提供されたAR開発資材を利用し、アプリケーションの開発を行います。
アプリケーションを開発するためにInterstage AR Processing Serverが提供する資材。
スマートデバイス上にて動作し、ARマーカーの画像認識や位置情報の取得、AR重畳表示コンテンツの表示、サーバとの通信や、データのキャッシュ管理やログ管理などを行います。
認識情報に紐付けて重ね合わせて提示するICT情報の一元管理や、REST APIの提供を行います。
AR技術を使用して、スマートデバイスのカメラプレビュー画面に、任意のコンテンツを重ね合わせて表示するために、開発するアプリケーション。
認識情報に対して、スマートデバイスをかざした際に表示される画像や文字などのこと。
重畳表示を行うために認識情報に予め関係づけられた情報のこと。どのシナリオ、シーンの場合、どのARマーカー(もしくは位置情報)に対して、どのAR重畳表示コンテンツをどれくらいの大きさ、角度で表示するかなどの定義情報。
ARマーカーのダウンロードやシナリオの作成、AR重畳表示コンテンツの管理などInterstage AR Processing Serverのデータ管理を行います。
ARマーカーと呼ばれる特殊なパターンを持った画像。ARマーカーを利用してカメラで認識することで、ARマーカーとスマートデバイスの位置やID の特定、重ね合わせた表示を行います。ARマーカーは黒枠で囲まれたARマーカー本体と、その周囲を囲んでいる余白から構成されます。
低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy」を活用し、AR重畳表示コンテンツとカメラ画像を重ね合わせた表示を行います。
ARマーカーにおいて、システム利用者やデータ管理者がARマーカーを識別するために、IDなどの情報を自由に入力するため余白に設定される領域。
AR重畳表示アプリケーションのうち、HTMLおよびJavaScriptなどのWeb開発言語を使用して開発するアプリケーションです。本アプリケーションは、サーバからスマートデバイスにダウンロードされスマートデバイスのネイティブアプリケーション上で動作します。
AR重畳表示アプリケーションにおいてWebアプリケーションを実行・表示します。
GPSやWi-Fi、モバイルネットワークなどを利用して取得する、緯度・経度・高度、方位や傾きなどの情報のこと。
ARコンテンツに貼り付けられる画像のこと。
AR重畳表示定義を作成すること。
クライアントオーサリングツールを利用してスマートデバイス上の操作でオーサリングを行うこと。
データ管理コンソールを利用してブラウザ上の操作でオーサリングを行うこと。
スマートデバイスがオンライン状態の場合、サーバとオンラインで通信や同期を行い、スマートデバイス側にデータを保存します。
Interstage AR Processing Serverシステムのインストール、セットアップやサーバの起動・停止などの保守作業を行います。
Interstage AR Processing Server上で動作するアプリケーションの設計・開発・テストを行います。
Interstage AR Processing Server上で動作する業務アプリケーションを利用します。
バックオフィスに構築された基幹業務システムなど既存システムと連携する事で、バックのデータをフロントのスマートデバイスでAR重畳表示する、もしくはフロントのスマートデバイスで入力されたデータをバックの既存システムに反映するために、開発するアプリケーション。
シナリオとは複数のシーンをグループ化したもの。プレゼンテーション用ツールを例にすると、複数スライドをまとめた1ファイルに相当する。
シーンとは同じコンテキストで表示するAR重畳表示定義群のこと。プレゼンテーション用ツールを例にすると、スライドの1ページに相当する。
スマートデバイスに保存されたデータを使用してAR重畳表示アプリケーションを使用することができます。
直感的な操作でAR重畳表示定義を作成すること。富士通が提案しているスマートテクノロジーの一種。
ARコンテンツをタップすることで、リソースを外部アプリケーションに渡したり、スクリプトを実行したりすること。
スマートデバイスを用いて、画像や文字を現物に重ね合わせて表示すること。
シナリオ・シーンの作成や、ARマーカーのダウンロードなどのデータ管理や、サーバオーサリングを行うためにInterstage AR Processing Serverが提供するコンソールのこと。ブラウザ上で動作します。
Interstage AR Processing Serverのシステムに必要なデータの管理を行います。
ARコンテンツに貼り付けられる文字情報のこと。
ARコンテンツの構成要素の一つ。ポリゴンの表面に張り付けられる情報。画像や文字などを張り付けることができます。
AR重畳表示アプリケーションにおいてAR重畳表示定義で記述されるARコンテンツを表示します。
AR重畳表示アプリケーションのうち、スマートデバイスOS上でネイティブに動作するアプリケーションです。
AR重畳表示アプリケーションにおいてカメラで取得した映像を表示します。
バーコード・QRコードの画像をカメラで認識することで、AR重畳表示コンテンツとカメラ画像を重ね合わせた表示を行います。
ARコンテンツの構成要素の一つ。ARコンテンツの形状を構成します。
AR実行サーバやその他のメディアクラウドなどに格納されている、タップアクションやARコンテンツに使用するファイル。リソースのうち、ARコンテンツに使用するリソースのことをイメージテクスチャと呼ぶ。
3次元の物体をディスプレイ上に表現するためのデータ構造のこと。 Interstage AR Processing Serverではポリゴン情報(objファイル)とマテリアル情報(mtlファイル)から構成される。