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Interstage AR Processing Server V1.1.1 概説書
FUJITSU Software

2.2.1 ハードウェア環境

Interstage AR Processing Serverのスマートデバイスに必要なハードウェア資源について説明します。

推奨ハードウェア資源
Interstage AR Processing Serverが推奨するスマートデバイスのハードウェア環境は以下の通りです。

OS

ハードウェア種別

条件

Android

メモリ容量

  • RAM
    最小:512MB、推奨:2GB
  • ROM
    最小:8GB、推奨:64GB

カメラ

アウトカメラ搭載モデルであること

センサー
  • GPS
  • 加速度
  • 地磁気
Bluetooth Bluetooth4.0に対応していること

iOS

メモリ容量

  • RAM
    最小:512MB、推奨:2GB
  • ROM
    最小:8GB、推奨:64GB

カメラ

アウトカメラ搭載モデルであること

センサー
  • GPS
  • デジタルコンパス
Windows

メモリ容量

  • RAM
    最小:1GB(32ビット)または2GB(64ビット)、推奨:2GB
  • ハードディスク容量
    最小:16GB(32ビット)または20GB(64ビット)、推奨:64GB

カメラ

  • デバイスがカメラを認識していること
  • カメラ解像度が640 × 480(VGA)に対応していること

センサー

  • GPS
  • 加速度
  • 地磁気

ディスプレイ

  • ディスプレイアダプターがOpenGLのFrame Buffer Object (FBO)に対応していること

注意

Beacon機能を利用する場合はAndroid 4.3以上が必要です。

メモリ使用量
一度に大容量の画像ファイルを用いるなど負荷の高い重畳表示を行う際、スマートデバイスのメモリ容量が不足し、画像が白く表示される可能性があります。そのため、業務内容に応じて以下の計算式で必要なメモリ容量を算出してください。
RAMの算出方法
RAMで使用するメモリ容量は、以下の計算式で算出できます。
RAM[Byte]=(シーンで使用しているイメージリソースの縦サイズ×横サイズの平均値[pixel])×4×設定数

1シーンあたり1024×1024[pixel]の画像をAR重畳表示定義として100個設定した場合、
メモリ使用量=1024×1024×4×100=400[MB]が必要となります。

ROMの算出方法
1シナリオで使用するROMのメモリ容量は、以下の計算式で算出できます。
  • 1シーンで使用するROM使用量[MB]=リソースファイルの平均サイズ[MB]×シーンで使用するファイル数[個]
  • 1シナリオで使用するROM使用量[MB]=1シーンで使用する平均ROM使用量[MB]×シナリオで使用するシーン数[個]
動作確認済スマートデバイス

動作確認済スマートデバイスについては随時追加を行います。最新情報を以下のサイトの“動作環境”から参照してください。
http://interstage.fujitsu.com/jp/arprocessserver/index.html

ディスク容量
業務アプリケーションが必要とするディスク容量は業務内容に依存します。
センサー
位置情報を利用する場合、各種センサーが必要になります。