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Interstage AR Processing Server V1.1.1 概説書
FUJITSU Software

2.1.1 ハードウェア環境

Interstage AR Processing Serverのサーバに必要なハードウェア資源について説明します。

推奨ハードウェア資源

ハードウェア種別

条件

CPU

  • 最小:IntelR Xeon®プロセッサ 2GHz、2コア、2 CPU以上
  • 推奨:IntelR Xeon®プロセッサ 3GHz、4コア、2 CPU以上

メモリ容量(OS除く)

  • 最小:3GB以上
  • 推奨:4GB以上
静的ディスク容量
インストール時に必要なディスク容量は次の通りです。
Windows
表 2.1 Windows版

インストール先

インストールに必要なディスク容量

Interstage AR Processing Serverインストールディレクトリ

800MB

システムドライブ

300MB

合計

1.1GB

Linux
表 2.2 Linux版

インストール先

インストールに必要なディスク容量

/opt

640MB

/etc

10MB

/var

350MB

合計

1.0GB

動的ディスク容量
Interstage AR Processing Serverの運用時には静的ディスク容量に加え、以下のディスク容量が必要になります。
Windows
表 2.3 Windows版

項目

インストール先

必要なディスク容量

データ管理

Interstage AR Processing Serverインストールディレクトリ\fjsvpgs_data

使用レコード数×0.01MB+(マーカーテーブル 100MB)

ファイルデータ管理

Interstage AR Processing Serverインストールディレクトリ\arsvfdm_data

使用するファイルの平均サイズ×使用するファイルの最大数+1GB

Linux
表 2.4 Linux版

項目

インストール先

必要なディスク容量

データ管理

/var/opt/FJSVar/fjsvpgs_data

使用レコード数×0.01MB+(マーカーテーブル 100MB)

ファイルデータ管理

/var/opt/FJSVar/arsvfdm_data

使用するファイルの平均サイズ×使用するファイルの最大数+1GB

  • データ管理で使用するディスク容量の算出例
    • 使用シナリオ:10、1シナリオあたり100シーン登録、1シーンあたりAR重畳表示コンテンツを30紐付ける場合
      10シナリオ×100シーン×30重畳表示定義=30000 レコード、
      3000レコード×0.01MB=約 300MBとなるため、
      合計:300MB+100MB=400MBが必要となる。
    • 使用シナリオ:10、1シナリオあたり100シーン登録、1シーンあたりAR重畳表示コンテンツを100紐付ける場合
      10シナリオ×100シーン×100重畳表示定義=100000 レコード、
      10000レコード×0.01MB=約 1GBとなるため、
      合計:1GB+100MB=1.1GBが必要となる。
  • ファイルデータ管理で使用するディスク容量の算出例
    • 使用するファイルの平均サイズ=1MBの場合
      1MB×500個=500MB
      合計:500MB+1GB=1.5GB

注意

ファイルデータ管理先に指定したディレクトリが存在するパーティションの残り使用可能容量が1GB未満の場合、ファイルを追加/更新することができません。容量を確保して実行してください。