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Interstage AR Processing Server V1.1.1 概説書
FUJITSU Software

1.1.1 重畳表示

Interstage AR Processing Serverでは、ARマーカー、位置情報などの認識情報を利用して対象を特定し、現物に対して重ね合わせた表示(以降、重畳表示)を行います。

図 1.1 ARマーカーを利用した重畳表示の例

図 1.2 位置情報を利用した重畳表示の例

図 1.3 Beaconを利用した重畳表示の例
ARマーカー
ARマーカーと呼ばれる画像を利用してカメラで認識することで、ARマーカーとスマートデバイスの位置やARマーカーIDの特定、 重ね合わせた表示を行います。ARマーカーは黒枠で囲まれたARマーカー本体と、その周囲を囲んでいる余白から構成されます。
バーコード
バーコード・QRコードの画像をカメラで認識することで、AR重畳表示コンテンツとカメラ画像を重ね合わせた表示を行います。
位置情報
GPSやWi-Fi、モバイルネットワークなどを利用して取得する、緯度・経度・高度の情報を利用して、AR重畳表示コンテンツとカメラ画像を重ね合わせた表示を行います。
Beacon
低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy」を活用し、AR重畳表示コンテンツとカメラ画像を重ね合わせた表示を行います。
AR重畳表示コンテンツ
認識情報に対してスマートデバイスをかざした際、現物に重ね合わせて表示する画像や文字などのこと。

ポイント

認識方法は組み合わせて使用することができます。