1階層Tierプールを、2階層または3階層のTierプールに変更し、ストレージ自動階層制御の運用を行うことができます。また、2階層のTierプールを、3階層のTierプールに変更できます。
ポイント
1階層のサブプールは、階層レベルがあらかじめHigh(固定)に設定されています。
2階層のサブプールは、階層レベルがLowとHigh(固定)の設定になります。
RAIDグループの削除処理を実行中のTierプールの階層数は、変更できません。
階層数を変更し、ストレージ自動階層制御を開始するまでの手順は、以下のとおりです。
対象のTierプールに対するストレージ自動階層制御を停止します。
操作手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Tierプールに対するストレージ自動階層制御の開始/停止」を参照してください。
階層化ポリシーを作成します。
作成方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「階層化ポリシーの作成」を参照してください。
すでに作成している階層化ポリシーを使用する場合、本手順は不要です。
Tierプールの階層数を変更します。
Tierプールの階層数の変更に指定できる項目は以下のとおりです。
項目名 | 指定 | 説明 |
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ポリシー名 | 任意 | Tierプールと関連付ける階層化ポリシーを指定します。 変更後のTierプール構成に適用できない階層化ポリシーは表示されません。 |
CMを追加する | 任意 | Tierプールを作成した際にCMを指定した場合だけ、CMを追加できます。 必要に応じて、作成するTierプールのCMを指定します。 デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを指定しない)です。 TierプールのCMを指定するには、チェックボックスをチェックします。ストレージ装置に存在するCMが表示されるので、その中から選択します。 |
階層数 | 必須 | Tierプールの階層数を指定します。
|
ディスク選択 | 必須 | サブプールを構成するディスクの選択方法を指定します。 "Auto"を選択すると、Lowサブプール/Middleサブプールを設定する画面で、それぞれのサブプールの必要最低容量を指定する必要があります。 "Manual"を選択すると、Lowサブプール/Middleサブプールを設定する画面で、それぞれのサブプールを構成するディスクを指定する必要があります。 |
注: 指定が「任意」の項目では、指定を省略するとデフォルト値が設定されます。
操作手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Tierプールの階層数の変更」を参照してください。
必要に応じて、各階層の階層レベルの変更や、サブプールの名前の変更、対応する階層化ポリシーの設定などを行います。
操作手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Tierプールの変更」を参照してください。
対象のTierプールに対するストレージ自動階層制御を開始します。
操作手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Tierプールに対するストレージ自動階層制御の開始/停止」を参照してください。