(1) GS連携方式の復旧監視のリトライ機能
GS連携方式では、pingによる復旧監視は、1回成功した時点で復旧と判断していました。ping監視が複数回成功した時点で復旧と判断するように、ping監視のリトライ回数が設定できるようになりました。
リトライ回数の設定は、“(2) hanetobservコマンド”を参照してください。
復旧検出時間:
復旧検出時間 = 復旧監視間隔(秒)+ 復旧監視間隔(秒)×リトライ数(回) |
デフォルトの設定値では以下のようになります。
5秒 = 5秒
リトライ数を2回に設定した場合、以下のようになります。
15秒 = 5秒 + 5秒 × 2回
図H.1 伝送路復旧検出シーケンス(リトライ数(2回)の場合)
【変更点】
変更前
GS連携方式の復旧監視機能でpingが1回成功した場合、伝送路が復旧したと判断します。
変更後
GS連携方式の復旧監視機能でpingが複数回成功した場合、伝送路が復旧したと判断します。