GLSで使用しているNICに対してOSのホットプラグ機能を無効化するよう設定する必要があります。ホットプラグ機能はインタフェースを作成時にIPアドレスの割り当て等を自動的にするLinuxの機能です。GLS使用時は、LinuxではなくGLS自身がIPアドレスを管理するため、本機能を無効化する必要があります。また、本設定を実施しない場合、GLSによるインタフェースの活性化、非活性化に失敗する場合があります。詳細は“3.2.2.1 各方式共通の設定”を参照してください。なお、RHEL5の場合、ifcfg-ethXだけでなく、/etc/udev/rules.d/60-net.rulesファイルに設定を追加する必要があります。
確認方法
RHEL5、RHEL6の場合、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXに対して、HOTPLUG=noの設定がされていることを確認してください。
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=10.33.88.170
NETMASK=255.255.255.0
HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX
HOTPLUG=no |
RHEL5の場合、HOTPLUG=noの設定に加えて、/etc/udev/rules.d/60-net.rulesに"sha"のデバイス名に対してHOTPLUG機能が無効になるように設定されていることを確認してください。
# cat /etc/udev/rules.d/60-net.rules SUBSYSTEM=="net", ENV{INTERFACE}=="sha*", GOTO="skipgls" ACTION=="add", SUBSYSTEM=="net", IMPORT{program}="/lib/udev/rename_device" SUBSYSTEM=="net", RUN+="/etc/sysconfig/network-scripts/net.hotplug" LABEL="skipgls" |
参照