現象
セルフチェック機能によって仮想ドライバのハングアップが検出されました。
原因と対策
セルフチェック機能は、監視用のプロセスを起動します。このプロセスがシステムの高負荷によって15秒以上動作しなかった場合、誤ってドライバのハングアップを検出することがあります。ハングアップ検出のメッセージ出力後に、dsphanetコマンドによる状態表示が正常に動作する場合は、ドライバはハングアップしていません。
ドライバのハングアップ検出時間を延長することで、誤検出を回避できる場合があります。ハングアップ検出時間の延長は、以下の手順に従って設定してください。
設定ファイルを編集し、検出時間を設定します。
/etc/opt/FJSVhanet/config/mond.conf
drv_resp 60 ←秒単位で仮想ドライバハングアップ検出時間を設定
設定ファイルは標準でインストールされていません。新規に作成してください。
システムをリブートします。
# /sbin/shutdown -r now
注意
設定ファイルは、環境定義ファイルの退避/復元機能では復元されません。環境に合わせて、再度設定してください。