【名前】
hanetrestore - 環境定義ファイルの復元および変換
【形式】
/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetrestore -f backupfilename
【機能説明】
伝送路二重化機能が使用する環境定義ファイルの復元を行います。
【オプション】
以下のオプションが指定できます。
-f backupfilename
退避コマンドにて作成されたファイルを指定します。
【関連項目】
hanetbackup
【注意事項】
本コマンド実行後は、必ずシステムをリブートしてください。
環境設定が済んでいる状態では、本コマンドを実行しないでください。定義情報に矛盾が発生し、正しく動作できなくなる可能性があります。この場合、resethanetコマンドにより定義情報を一度、削除し、再度、環境設定を行ってください。なお、resethanetコマンドの詳細については “7.20 resethanetコマンド” を参照してください。
環境定義ファイルの退避を行ったときと同一のシステム構成の場合のみ復元が可能です。
【使用例】
退避コマンドによって作成されたファイル(/tmp/hanet20041231.bk)を復元する場合の例を以下に示します。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetrestore -f /tmp/hanet20041231.bk |