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Enterprise Postgres 9.5 クラスタ運用ガイド
FUJITSU Software

6.1 Mirroring Controllerのセットアップ

ストリーミングレプリケーションクラスタにMirroring Controllerをセットアップする場合は、以下の手順で行ってください。このセットアップ用のオプションには、同期スタンバイインスタンスからしかアクセスできません。

  1. [インスタンス]タブで、Mirroring Controllerをセットアップする必要がある同期スタンバイインスタンスを選択します。

  2. をクリックします。

  3. セットアップするMirroring Controllerの情報を入力します。

    以下は、マスタインスタンス“inst1”とスタンバイインスタンス“inst1s”を持つレプリケーションクラスタにMirroring Controllerをセットアップする例です。

    マスタインスタンスとスタンバイインスタンスのインスタンス名、ホストアドレスとポートが簡単に参照できるように表示されています。

    Mirroring Controllerをセットアップするために、上のスクリーンショットに従って、マスタインスタンスとスタンバイインスタンスの欄に以下の項目を入力します。

    • [自動スイッチオーバーを有効にする]:自動切り替えと切り離し機能を有効にするかを設定します。“はい”を選択します。初期設定は“いいえ”です。

    • [Mirroring Controller ポート]:Mirroring Controllerのポート番号です。

    • [Mirroring Controller管理ディレクトリ]:Mirroring Controllerの構成ファイルが保存されるディレクトリです。

    • [ハートビート間隔(ミリ秒)]:2回の連続するハートビートチェック間のミリ秒。初期設定は“800”です。

    • [ハートビートタイムアウト(秒)]:ハートビートタイムアウトの秒数。初期設定は“1”です。

    • [ハートビートリトライ]:フェイルオーバが起こる前のハートビート監視のリトライ数。初期設定は“2”です。

  4. をクリックしてMirroring Controllerをセットアップしてください。

  5. セットアップが完了すると、Mirroring Controllerがマスタインスタンスとスタンバイインスタンスで起動します。

    [インスタンス]タブで、“inst1s”を選択します。以下のページが表示され、Mirroring Controllerのステータスも分かります。