データベース多重化運用を行う場合は、mc_ctlコマンドを使用してインスタンスとMirroring Controllerを同時に起動・停止してください。
なお、インスタンスだけを起動・停止しないでください。
mc_ctlコマンドに-fオプションを指定して実行してください。
-fオプションを指定せずに起動した場合は、Mirroring Controllerを起動したあとにmc_ctlコマンドをenable-failoverモードで実行するか、-fオプションを指定してMirroring Controllerを再起動してください。
インスタンスのみを起動・停止した場合には、以下の影響があります。
インスタンスのみを起動した場合
Mirroring Controllerが起動されるまでのあいだ、自動切り替え/自動切り離しなどの機能は動作できません。
インスタンスのみを停止した場合
Mirroring Controllerがインスタンスに異常が発生したと判断して、不必要な自動切り替えを行ってしまいます。
また、自動切り替えが正常に動作しなくなる場合があります。
インスタンスのみを起動・停止した場合には、以下の影響があります。
インスタンスのみを起動した場合
Mirroring Controllerが起動されるまでのあいだ、“2.1 データベース多重化運用とは”に示す異常を検知できません。
インスタンスのみを停止した場合
Mirroring Controllerがインスタンスに異常が発生したと判断して、システムログにエラーを出力してしまいます。