データ更新を大量に行う場合、データベースへの書き込み負荷が大きくなるため、多重化の状態が不安定になることがあります。
したがって、postgresql.confファイルの以下のパラメータを編集することで多重化の状態を安定に維持できます。また、これらのパラメータを編集するには、“導入ガイド(サーバ編)”の“トランザクションログの容量の見積り”を参照してください。
パラメータ | 内容 |
---|---|
wal_keep_segments | 詳細は、“3.3.2 プライマリサーバのインスタンスの作成・設定・登録”を参照してください。 |
max_wal_size | トランザクションログは、チェックポイントの契機で書き出されます。 本パラメータに指定した値の容量のトランザクションログが発生すると、チェックポイントが実行されます。 本パラメータに大きい値を指定した場合、クラッシュリカバリで必要となる時間が増加します。 本パラメータに小さい値を指定した場合、チェックポイントが多発するためプライマリサーバに接続するアプリケーションの性能に影響します。 |