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Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

付録G 障害調査情報の採取

環境構築や運用中に発生したトラブルの原因が判明しない場合、初期調査のための情報を採取します。

初期調査のための情報の採取方法について説明します。

FJQSS(資料採取ツール)で、初期調査のための情報を採取してください。

参照

FJQSSの使用方法については、FJQSSのマニュアルを参照してください。

注意

  • FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、必ず以下の環境変数を設定してください。

    • FUJITSU Enterprise Postgresを使用するために必要な環境変数

      詳細は“導入ガイド(サーバ編)”の“initdbコマンドを使用する場合”において、インスタンスの作成手順の“環境変数の作成”を参照してください。

    • PGDATA

      データ格納先を設定してください。

    • PGPORT

      インスタンスのポート番号を設定してください。デフォルトのポート番号(27500)を変更していない場合は設定不要です。

    • PGUSER

      データベースのスーパーユーザーを設定してください。
      設定したデータベースのスーパーユーザーは、クライント認証ができるよう設定してください。
      FJQSSはtemplate1データベースに対してTCP/IP接続を行い、データベースの情報を取得します。

    • FSEP_HOME

      FUJITSU Enterprise Postgresのインストールディレクトリを設定してください。

    また、データベース多重化運用を行う場合には、以下の環境変数も設定してください。

    • MCCONTROLDIR

      Mirroring Controller管理ディレクトリを指定してください。
      Mirroring Controller管理ディレクトリの詳細については、“クラスタ運用ガイド”の“Mirroring Controllerの資源”を参照してください。