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Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

7.3 コネクションの自動切断

何らかの原因でアプリケーションがダウンして、アプリケーションが異常終了した場合、データベースサーバ上にアプリケーションとのコネクションが残る可能性があります。この状態が長時間続いた場合、新しいアプリケーションがデータベースサーバに接続してもエラーになったり、テーブルなどが使用中である旨のエラーになることがあります。

そのため、一定時間、アイドル中のコネクションを自動的に切断することを推奨します。

コネクションが自動切断されるまでの時間は、postgresql.confファイルに以下のパラメータを設定してください。

  

パラメータ名

設定値

説明

tcp_keepalives_idle

keepaliveを送信するまでの時間(秒数)

0の場合はシステムのデフォルト値を使用します。

指定された秒数間、アイドル中のコネクションに対して、keepaliveを送信します。

30秒を指定することを推奨します。

tcp_keepalives_interval

keepaliveの送信間隔時間(秒数)

0の場合はシステムのデフォルト値を使用します。

指定された間隔でkeepaliveを送信します。

10秒を指定することを推奨します。

  

参照

パラメータの詳細については、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“接続設定”を参照してください。