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Enterprise Postgres 9.5 運用ガイド
FUJITSU Software

3.2.1 WebAdminを使用する場合

WebAdminを使用して、バックアップの実行およびバックアップ状態の確認を行うことができます。

注意

  • データベースに格納するデータを暗号化している場合、キーストアの自動オープンを有効化してから行う必要があります。詳細は“5.6.3 キーストアの自動オープンの有効化”を参照してください。

  • WebAdminでは「データ格納先」、「バックアップデータ格納先」、「トランザクションログ格納先」を示すために、それぞれ“データ格納パス”、“バックアップ格納パス”、“トランザクションログのパス”というラベルを使用しています。このマニュアルではこれらの用語は同じ意味で使われています。

  

バックアップの実行

以下の手順でデータベースをバックアップしてください。

  1. バックアップするデータベースの選択

    [インスタンス]タブで、バックアップするインスタンスを選択してをクリックします。

      

  2. データベースのバックアップ実行

    [バックアップ]ダイアログが表示されます。バックアップを実行する場合は[はい]ボタンをクリックします。バックアップを実行すると、インスタンスが自動的に起動されます。

      

バックアップ状態

何らかの問題が発生してバックアップに失敗すると、[インスタンス]タブの[データ格納ステータス]または[バックアップ格納ステータス]の横に「Error」と表示されます。また、メッセージリストにエラーメッセージが表示されます。

  

この場合、バックアップデータは最適化されません。バックアップを実行した際には、必ずバックアップの実行結果を確認してください。バックアップに失敗した場合は、エラーメッセージの右側に[ソリューション]ボタンが表示され、クリックするとエラーの原因を解決するための方法が表示されます。失敗の原因を取り除き、再度バックアップを実行してください。