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Enterprise Postgres 9.5 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.2.4 コアファイル名の設定

プロセスがクラッシュしたときには、そのプロセス用のコアファイルがOSによって生成されます。異なるプロセスのコアファイルの名前が同じだと、新しいコアファイルが以前にダンプされたコアファイルを上書きしてしまいます。これを防ぐため、コアファイルの名前が各クラッシュごとに一意になるように、プロセスID、プログラム名、日時を付加するようにしてください。

カーネルパラメータkernel.core_patternとkernel.core_uses_pidを使って、コアファイル名を設定できます。
使用方法については、core(5)のmanページを参照してください。

なお、コアファイルの格納場所については、postgresql.confのcore_directoryパラメータよりも、OSの設定が優先されます。