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Symfoware Server V12.3.0 SQLTOOLユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2.12 出力メッセージと対処

rdbexecsqlコマンドの出力メッセージと対処方法について説明します。

出力メッセージ

rdbexecsqlコマンドでは、以下のメッセージが出力されます。

正常終了時に出力するメッセージ

SQL文実行時に出力されるメッセージ

JYP2083I SQL文によって処理を行った行数が0です.

JYP2001I 正常に終了しました.
rdbexecsqlコマンドによる起動時のエラーメッセージ
例1

不当オプションを指定した場合に出力されるエラーメッセージ

$ rdbexecsql -i 
rdb: ERROR: qdg02208u:-iオプションの引数が正しく記述されていません
(システム名=rdbsys1) 
rdb: ERROR: qdg02201u:rdbexecsqlが異常終了しました 復帰コード 01 (
システム名=rdbsys1)
$
例2

Symfoware/RDBが未起動の場合に出力されるエラーメッセージ

$ rdbexecsql -s USER_DB
rdb: ERROR: qdg13147u:rdbexecsqlコマンドの実行中にエラーを検出しま
した 詳細メッセージ='JYP5031E RDBIIシステムが未起動です.' (システ
ム名=rdbsys1)
$ rdbexecsql
rdb: ERROR: qdg02201u:rdbexecsqlが異常終了しました 復帰コード 01 (
システム名=rdbsys1)
SQL文実行時のエラーメッセージ
例1

SQL文実行時にサーバからエラーが返却された場合のエラーメッセージ

$ rdbexecsql -s USER_DB
SQL>SELECT * FROM SCM2.TBL1
rdb: ERROR: qdg13063u:rdbexecsqlコマンドが発行するSQL文でエラーが
発生しました SQL文=PREPARE SQLSTATE=37000 SQLMSG=JYP7201E スキーマ
“SCM2”が存在しません. (システム名=rdbsys1)
SQL>
例2

SQL文で文法エラーが発生した場合のエラーメッセージ

$ rdbexecsql -s USER_DB
SQL>SELECT * SCM1.TBL1
rdb: ERROR: qdg13063u:rdbexecsqlコマンドが発行するSQL文でエラーが
発生しました SQL文=PREPARE SQLSTATE=37000 SQLMSG=JYP8399E “TBL1
の前後にキーワード“FROM”が指定されていません. (システム名=rdbs
ys1)
SQL>
例3

rdbexecsqlコマンド内でメモリ不足が発生した場合のエラーメッセージ

SQL>SELECT * FROM SCM1.TBL1 
rdb: ERROR: qdg02882u:メモリ不足が発生しました (システム名=rdbsys1)
rdb: ERROR: qdg02201u:rdbexecsqlが異常終了しました 復帰コード 01 (
システム名=rdbsys1)

メッセージの対処

参照

SolarisLinuxSolaris/Linuxの場合
rdbexecsqlコマンドで出力するメッセージに対する利用者の対処は、“メッセージ集”、またはrdbprtmsgコマンドで参照することができます。

WindowsWindowsの場合
rdbexecsqlコマンドで出力するメッセージに対する利用者の対処は、 “メッセージ集”で参照することができます。

rdbexecsqlコマンドの実行時のエラーメッセージの対処

rdbexecsqlコマンドの実行で出力されるメッセージ“qdg02208u”の説明を表示します。

$ rdbprtmsg -qdg 02208 

qdg02208u
-s*オプションの引数が正しく記述されていません t* 
[メッセージの意味]
  オプションの引数が正しく記述されていません。
[パラメタの意味]
  s*: オプション 
  t*: RDBシステム名
  RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
  このコマンドの処理を中止します。
[利用者の処置]
  オプションに対する引数を正しく指定して、再実行してください。
SQL文実行時のエラーメッセージの対処

SQL文の実行で出力されるメッセージ“JYP7201E”の説明を表示します。

$ rdbprtmsg -jyp 7201 

JYP7201E
スキーマ“@1@”が存在しません. 
[状態コード]
 37000 
[メッセージの意味] 
 スキーマ“@1@”が存在しません。
 例: SELECT C11 FROM SCM1.T1
 注) スキーマ名SCM1は利用環境中に存在しないとします。 
[パラメタの意味]
 @1@: スキーマ名
[システムの処理]
 この文の処理を中止します。 
[利用者の処置]
 存在するスキーマを指定してください。