Consolidation Optionを利用することにより、Systemwalker Operation Managerでは以下のような運用が実現できます。
高密度に集約された環境での安定稼働
業務はサブシステム(インスタンス)単位で運用します。その業務の単位で、CPUやメモリといったリソースの割り当て量を制御することができます。そのため、バッチ業務が高密度に集約された環境においても、他の高負荷なバッチ処理の影響を受けることなく、それぞれの業務が独立して処理を行うことができます。
リソースの競合を避けることで業務の処理遅延を防ぎ、高密度に集約された環境でも、安定したシステムの稼働を実現します。
なお、業務ごとに異なる運用時間で運用することが可能なため、高密度集約された環境でも、業務ごとに独立した運用・監視を継続することができます。
運用管理コストの削減
複数の物理サーバをVM(仮想マシン)上に集約しただけでは、物理サーバの数は削減されますが、VM単位で発生するシステムの保守作業(OSやミドルウェアのパッチ適用など)は軽減されません。実質的なシステムの保守作業の軽減には、管理するVM数を削減する必要があります。
Consolidation Optionでは、以下のようなVM数を削減する高密度集約が可能なため、VM単位で発生していたシステムの保守作業にかかるコストを削減することができます。
また、複数のVMで構成されたバッチ業務を集約することで、十分に使いきれていなかったCPUやメモリなど、リソースの利用効率を向上させることができます。