管理者(Windows版の場合は、Administratorsグループに属するユーザ、UNIX版の場合は、スーパーユーザ)は、キューに対して以下の操作ができます。
キューの停止
停止中のキューの開始
定義の一時変更
操作手順
操作対象のキューの選択
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[キュー]を選択します。メインウィンドウに[キュー状態表示/操作]ウィンドウが表示されます。このウィンドウで操作対象のキューを選択します。
図7.5 [キュー状態表示/操作]ウィンドウ
キューを操作する
以下の方法でそれぞれ操作します。
[ファイル]メニューの[キュー操作]から[停止]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[キュー操作]から[停止]をクリックします)。
[ファイル]メニューの[キュー操作]から[開始]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[キュー操作]から[開始]をクリックします)。
[ファイル]メニューの[キュー操作]から[定義変更]を選択すると、[キューの定義の一時変更]ダイアログボックスが表示されます(または、右クリックによるポップアップメニューの[キュー操作]から[定義変更]をクリックします)。
[キューの定義の一時変更]ダイアログボックスでは、実行先キューが混雑してジョブの実行が遅延した場合などに、以下の定義を一時的に変更して対処することができます。なお、一時的に変更したキューの属性内容は、ジョブ実行制御を初期化モードで起動するまでの間、保持されます。
キュー内のジョブの多重度
投入可能ジョブ数
実行経過時間の制限値
デフォルト実行待ち優先順位
デフォルト実行優先度
図7.6 [キューの定義の一時変更]ダイアログボックス
キューの状態と操作の関係
キューの各状態に対して、操作できる/できないの関係を以下に示します。
参考
サーバでのキュー操作について
サーバ側からキューを操作することもできます。その場合は、qstop(キューの停止)、qstart(停止中のキューの開始)、qalter(定義の一時変更)コマンドを使用します。各コマンドについて詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。