ジョブ実行制御の制限事項について説明します。
ジョブフォルダ配下のジョブファイル名の変更について
ジョブフォルダ配下のジョブファイルのファイル名をエクスプローラー、UNIXのコマンドなどで変更するとジョブ投入情報(ジョブ名や投入するキュー名など)が失われます。ジョブファイル自身には影響ありません。
サーバの日本語文字列の扱いについて
日本語(全角文字)は、ジョブ名およびジョブファイル名のみ指定可能です。キュー名などに日本語を使用した場合、動作は保証されません。
UTF-8コードの環境(ネットワークジョブの場合、投入サーバまたは実行サーバのいずれかがUTF-8コードの環境)では、以下に従ってください。
ジョブ名に日本語コードを使用しないでください。
指定するジョブファイル名に日本語を含む場合は、日本語コードを含まないジョブ名を必ず指定してください。
(この場合、ジョブ名は省略できません。本来、ジョブ名を省略時には、ジョブファイル名に指定した文字列(拡張子を除く)がジョブ名として扱われるため。)
Linux版で動作保証するシェルについて【UNIX版】
Linux版 Systemwalker Operation Managerのジョブ実行制御として、動作保証するシェルは、以下のシェルのみとなります。
sh ( = bash)
csh ( = tcsh)
また、上記シェルをユーザのログインシェルとして、指定していた場合でも、以下の制限があります。
シェルスクリプトの先頭(1行目)に日本語を記述すると各シェルがバイナリファイルと誤認し、正しく起動できない場合がある。この現象は、1行目に英字のコメントを記述することで回避できます。