ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

B.3.3 ジョブスケジューラ機能の反応がない場合

ジョブスケジューラサービスが動作しているにもかかわらず、Systemwalker Operation Managerクライアントのジョブスケジューラ機能のレスポンスがない場合は、ジョブスケジューラサービスが動作しているサーバ上で、以下の操作を行ってください。

注意

サーバがクライアントからの処理要求に対して応答を返せない状況の場合、クライアントのレスポンスが返ってこなくなることがあります。

発生していたサーバ側の問題を解決後、無応答となっているクライアントを強制終了し、クライアント画面を接続しなおしてください。

【Windows版の場合】

  1. Administratorsグループに属しているユーザでログインします。

  2. “jshpkill”コマンドを実行します。

“jshpkill”コマンドを用い、ジョブスケジューラサービスを再起動してください。なお、“jshpkill”コマンドは、ジョブスケジューラサービスが起動してから、1分以上の間隔をあけてから実行してください。1分以上の間隔をあけないで実行した場合、ジョブスケジューラサービスが再起動せず、終了してしまう場合があります。その場合、ジョブスケジューラサービスを手動で起動する必要があります。手動起動は、[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウ-[サービス制御]で、制御対象を[ジョブスケジューラ]にして、[開始]ボタンを押下してください。

また、上記の操作を行うと、イベントログに「7308:tskwnsrvが異常終了しました」というエラーメッセージが出力され、Systemwalker Operation Managerクライアントのジョブスケジューラ機能との接続がすべて切断されるので、ジョブスケジューラ機能を接続し直してください。

【UNIX版の場合】

  1. スーパーユーザでログインします。

  2. 以下のコマンドを投入して、tskwnsrvのプロセスIDを求めます。

    ps -le | grep tskwnsrv           

  3. 2.で求めたプロセスIDに、SIGUSR1を送ります。

    kill -USR1 プロセスID        

“kill -USR1”コマンドを用い、ジョブスケジューラデーモンを再起動してください。なお、“kill -USR1”コマンドは、ジョブスケジューラデーモンが起動してから、30秒以上の間隔をあけてから実行してください。30秒以上の間隔をあけないで実行した場合、ジョブスケジューラデーモンが再起動せず、終了してしまう場合があります。その場合、ジョブスケジューラデーモンを手動で起動する必要があります。手動起動は、デーモン起動スクリプト“S99JOBSCH”を実行してください。デーモン起動スクリプトについては、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“jobsch_startコマンド【UNIX版】”を参照してください。

また、上記の操作を行うと、Systemwalker Operation Managerクライアントのジョブスケジューラ機能との接続が切断されるので、ジョブスケジューラ機能を接続し直してください。