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Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

14.4.3 メッセージ事象の受け付けについて

メッセージ事象は、発生してもジョブネットに受け付けられない場合があります。

以下のいずれかの場合には、メッセージ事象は受け付けられません。メッセージ事象が受け付けられるかどうかは、以下の記載順に判定されます。

  1. マスタ情報または運用変更情報のジョブネットの場合

  2. ジョブネットが無効状態の場合

  3. [ジョブネットの確認操作を有効とする]を指定しており、ジョブネットが異常終了したが確認済でない場合。ただし、グループに含まれるジョブネットの場合は受け付けられます。

  4. [ジョブネットの確認操作を有効とする]および[強制終了を確認操作の対象とする]を指定しており、ジョブネットが強制終了したが確認済でない場合。ただし、グループに含まれるジョブネットの場合は受け付けられます。

  5. [ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[メッセージ事象発生時のみ起動]で[一日一回]を指定しており、本日、すでに起動済の場合

  6. ジョブネットが実行中、終了遅延状態または警告状態の場合。ただし、[ジョブネット実行中も有効]が指定されている場合は受け付けられます。

  7. [ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[メッセージ]シートで[起動日のみ有効]が指定されており、起動日でない場合

  8. ジョブ定義中に変数“@.VPARAM@”が使用されていて、かつ、実行中状態、終了遅延状態、警告状態、停止中状態の場合。[ジョブネット実行中も有効]が指定されていても受け付けられません。

運用中に、ジョブネットがメッセージ事象を受け付けているかどうかは、[ジョブ一覧]ウィンドウで確認することができます。詳細は、“6.1 ジョブネットを監視する”を参照してください。