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Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

4.4.3 ジョブネット情報を変更する

ジョブネット情報(基本情報/メッセージ情報/起動日情報)は、必要に応じて変更することができます。変更できるジョブネット情報について説明します。なお、ジョブネット情報を変更する方法、および注意事項は、“4.2.5 ジョブネット情報を設定する”を参照してください。

注意

起動条件を[なし]に変更する場合について

起動条件がすでに設定されている状態で、起動条件に[なし]を指定すると、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[メッセージ]シートで設定済の内容がすべて消去されます。接続先のサーバがSystemwalker Operation Manager V12.0L11/V12.1以前のバージョンの場合、[メッセージ]/[起動日]の各シートの内容が消去されます。

注意

メッセージ事象発生後のジョブネット情報の変更について

ジョブネット情報を変更した場合は、発生済みのメッセージ事象はすべてクリアされます。そのため、メッセージ事象発生後にジョブネット情報を変更した場合は、再度メッセージ事象を発生させる必要があります。

ただし、以下の情報のみを変更した場合は、発生済みのメッセージ事象はクリアされません。

[基本情報]シート-[ジョブネット名称]、[電源未投入時の処置として電源投入時に起動]、[サーバ起動時に起動]の[一日一回]、[デフォルトホスト名]

注意

起動予定日時を過ぎた場合のジョブネット情報の変更について

  • 起動予定日時を過ぎても起動条件がそろわず、起動されていないジョブネットに対してジョブネット情報の変更を行った場合、ジョブネットは再スケジュールされ、次回の起動予定日時が設定されます。(前回の起動予定日時は破棄されます)

  • 起動予定日時を過ぎても起動条件がそろわず、起動されていないグループ内ジョブネットに対してジョブネット情報の変更を行った場合、グループも再スケジュールされ、次回の起動予定日時が設定されます。(前回の起動予定日時は破棄されます)

注意

異常終了したジョブネットの情報を変更した場合について

[ジョブネットの変更]ウィンドウで各種の情報を変更した場合、ジョブの状態はすべて実行待ちになります。そのため、ジョブネットの再起動を行うと、先頭のジョブから起動されることになります。

注意

起動日/カレンダ/運用期間の情報を変更した場合について

反映開始日が設定されたカレンダを引用するジョブネットについて、反映開始日前に[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シートで、起動日/カレンダ/運用期間の情報を変更した場合は、[カレンダの保存]ウィンドウで設定した反映開始日は無効になり、[ジョブネットのプロパティ]で変更した情報が有効になります。

また、変更対象が基準ジョブネットである場合、この起動日を引用しているすべてのジョブネットについても、上記の影響を受けます。

注意

リンクジョブネットの変更について

リンクジョブネット、および、その階層下のジョブネットは、ジョブネット情報を変更することはできません。変更したい場合は、リンクジョブネットが参照しているマスタリンクジョブネットを変更してください。