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Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

4.1.9 起動日情報について

起動日情報とは、各ジョブネットごとに保持している、現在の年を含む3年分の起動日に関する情報です。

起動日情報は、以下のウィンドウで設定された内容を元に作成されます。

起動日と特異日について

ジョブネットの起動日には、“起動日”と“特異日”の2種類があり、設定を行ったウィンドウによって扱われ方が異なります。起動日と特異日の違いは、以下のとおりです。

種類

説明

設定方法

起動日

基本的な起動日(半永久的に設定される起動日)。

[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シート

特異日

カレンダや起動日を変更したタイミングでクリアされることがある。

[カレンダ]のみをポリシー配付した場合も、削除される。

[起動日]ウィンドウ

[起動日(プレビュー)]ウィンドウ

[運用予定]ウィンドウ

起動日情報の再作成と特異日が削除される契機

ジョブネットの登録時に作成された起動日情報は、以下の契機で再作成されます。

起動日情報が再作成された場合、特異日は削除され、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シートで登録した情報から新たに起動日が設定されてしまいます。そのため、以下の操作を行う場合は注意が必要です。

起動日情報が再作成される契機と、再作成される対象の範囲は以下のとおりです。

なお、下表の“再作成の抑止”に“○”がついている場合は、起動日再作成の抑止機能の利用または反映開始日の指定により、起動日の再作成や特異日の削除を抑止できます。

再作成の契機

再作成の対象範囲

再作成の抑止

[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウで以下の変更をした場合(ジョブネット制御文を利用して該当のオペランド変更した場合も含む)

  • 起動日

  • カレンダ

  • 運用期間

対象のジョブネットのみ

×

ジョブネットが参照している休日カレンダの変更

変更した休日カレンダを参照しているジョブネット

○(注1)

ジョブネットが参照している起動日雛形の変更

変更した起動日雛形を参照しているジョブネット

ジョブネットが参照している基準ジョブネットの起動日を変更した場合

変更した基準ジョブネットを参照しているジョブネット

×

注1)反映開始日を指定し、反映開始日まで再作成を抑止することも可能です。

再作成の抑止については“Systemwalker Operation Manager 活用ガイド”の“起動日の微調整をしたい”を参照してください。反映開始日の指定については“2.4 カレンダの反映開始日を設定する”を参照してください。