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Systemwalker Operation Manager  使用手引書
FUJITSU Software

3.3 電源スケジュールを設定する

電源スケジュールとは、サーバの電源投入/切断およびリブートの時刻の定義のことです。電源制御機能は、この定義に従って電源の投入/切断およびリブートを行います。また電源制御機能は、電源制御ソフトウェアと連携します。必要な電源制御ソフトウェアは、“Systemwalker Operation Manager 解説書”を参照してください。

電源制御ソフトウェアは以下の手順で選択します。


操作手順

  1. [電源制御スケジュール]ダイアログボックス-[電源制御]シートの表示

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[SYSTEM_CALENDAR]を選択後、[オプション]メニューから[電源制御スケジュール]を選択します。

  2. 電源制御ソフトウェアの選択

    表示された[電源制御スケジュール]ダイアログボックスで、サーバで使用する電源制御ソフトウェアを選択します。

    図3.4 [電源制御スケジュール]ダイアログボックス-[電源制御]シート

    [電源制御の選択]:

    コンピュータの電源の自動投入・切断のために使用する電源制御ソフトウェアを指定します。

    • [シャットダウン/リブートのみ行う]:

      電源制御ボックスおよびUPSによる電源制御を行わず、手動でコンピュータの電源の投入/切断を行う場合に指定します。

    • [PowerChutePLUS(APC製)]:

      電源制御ソフトウェアとして“PowerChute(R) plus” または、“PowerChute(R) Business Edition”を利用する場合に指定します。UNIX版の場合は指定できません。

    • [その他(Systemwalker対応電源制御ソフトウェア)]:

      電源制御ソフトウェアとして、PMANモデル100/PMANモデル50のSystemwalker連携ソフトウェア(装置添付)または、Systemwalker Enabledで認定された電源制御装置に対応する電源制御ソフトウェアを利用する場合に指定します。

    注意

    インストールされていないソフトウェアを電源制御ソフトウェアとして選択すると、電源制御は正常に行われません。

    [電源制御パターン]:

    電源制御パターンのパターン名と対応する色が表示されます。電源制御パターンをダブルクリックすることにより、[電源制御パターン]ダイアログボックスが表示されます。

    [パターンの設定]:

    [電源制御パターン]リストで選択したパターンの[電源制御パターン]ダイアログボックスが表示されます。電源制御パターンは以下の2種類に分類され、それぞれでシステムの電源投入、切断およびリブート時刻を定義できます。

    • 標準:

      基本的な運転パターンを登録します。

    • 非標準:

      標準のパターン以外の運転をする場合に登録します。

注意

電源スケジュールを設定する場合は、以下のことに注意してください。

  • 非標準のパターン、または特定の日に対して個別にスケジュールを設定する場合は、必ず標準パターンを作成・適用してください。

  • 電源スケジュールを設定した後に、日変わり時刻を変更することはできるだけ避けてください。電源スケジュールを設定した後に日変わり時刻を変更した場合の注意事項については、“2.2 日変わり時刻を設定する”を参照してください。

  • 当日の電源スケジュールを日変わり時刻まで運転するように設定し、翌日の電源スケジュールを日変わり時刻から運転するように設定した場合は、日変わり時刻には電源の切断/投入は行われず、連続運転されます。

  • 電源スケジュールを変更した結果、変更操作を行った時の時刻が運用時間帯内から切断時間帯内に含まれることになっても、その時点ではサーバは切断されません。この場合、電源制御は次回の電源切断時刻から有効になります。