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Systemwalker Operation Manager  導入ガイド
FUJITSU Software

1.4.1 インストール前の注意事項

インストール前の注意事項を説明します。

インストール製品について

Systemwalker Operation Managerの32bit APIを使用してアプリケーションを作成している場合は、64bit環境上での使用であっても32bit版のSystemwalker Operation Managerをご利用ください。

デーモンの停止

インストール時には、すべてのSystemwalker Operation Managerのデーモンが自動的に停止します。Systemwalker Centric Managerとの共存環境では、Systemwalker Centric Managerのデーモンも、自動的に停止します。

Systemwalker製品の停止

インストール前に、以下のSystemwalker製品は停止してください。

各製品の停止方法については、各製品のマニュアルを参照してください。

また、各製品が使用しているWebサーバについても、併せて停止してください。

SMEE、SCLRライブラリのパッケージがすでに存在する場合【Linux版/Solaris版】

Systemwalker Operation Managerをインストールするコンピュータに、本製品より古い以下のパッケージがすでにインストールされている場合は、古いバージョンの該当パッケージをアンインストールした後、Systemwalker Operation Managerをインストールしてください。

Solaris版】

Linux版】

なお、本製品に含まれる上記パッケージバージョンレベルについては、ソフトウェア説明書を参照してください。

ポート番号について

インストール時には、/etc/services に以下のポート番号が自動的に追加されます。

機能名

サービス名

ポート番号

セキュリティ

mpaclmgr

4013/tcp

Webコンソール

mpahso

9900/tcp

mpojeed1httpo

9901/tcp

mpojeed1httpso

9902/tcp

mpojeed1admino

9903/tcp

mpojeed1jmso

9904/tcp

mpojeed1iiopo

9905/tcp

mpojeed1iiopsmo

9906/tcp

mpojeed1iiopso

9907/tcp

mpojeed1jmxo

9908/tcp

使用するポート番号がすでに使用されている場合は、追加されません。

システム管理者は、Systemwalker Operation Managerが使用するポート番号を“付録C ポート番号一覧”で確認し、ポート番号がすでに使用されている場合には、すべてのサーバで使用されていない任意のポートに変更して、/etc/services にポート番号を追加する必要があります。

Webコンソールのポート番号について

インストール先システムでWebサーバの使用するポートがすでに他で使用されていた場合は、インストール処理中に以下のメッセージが表示されます。

Webサーバのセットアップに失敗しました。

本メッセージが出力された場合は、“Systemwalker Operation Manager メッセージ集”または“2.2.2 ポート番号の変更方法”の“Webコンソール機能のポート番号を変更する場合”の手順に従って、Webサーバの再セットアップを行ってください。


ポート番号の変更方法の詳細については、“2.2.2 ポート番号の変更方法”を参照してください。

アップグレードインストールについて

Solaris版の場合で、クライアントにPCクライアント用集約修正が適用されている場合は、アップグレードインストール前にPCクライアント用集約修正を削除する必要があります。PCクライアント用集約修正の削除手順については、適用されている集約修正に付属のPCクライアント用集約修正適用手順書(README.TXT)を参照してください。

/etc/hostsの設定について (Linux版/Solaris版の場合)

Red Hat系のLinuxおよびSolaris 11以降の場合、デフォルトでは、/etc/hostsに自ホストのホスト名に対するIPアドレスとして“127.0.0.1”が設定されています。このような状態の場合、以下の問題が発生することがあります。

このため、導入時には、自ホストのホスト名に対するIPアドレスとして、クライアントおよび実行サーバから接続可能なアドレスを、必ず/etc/hostsに設定してください。

/etc/hostsファイルの設定例を以下に示します。

[変更前]

127.0.0.1 HostName localhost

[変更後]

127.0.0.1 localhost
xxx.xxx.xxx.xxx HostName
注)xxx.xxx.xxx.xxxは、HostName(自ホスト)のIPアドレス

Solaris 10以降のNon-global Zoneへのインストールについて

Solaris 10以降のNon-global ZoneにSystemwalker Operation Managerをインストールする場合、以下の注意が必要です。

Solaris 11へのインストールについて

Solaris 11にSystemwalker Operation Managerをインストールする場合、以下のパッケージがインストールされている必要があります。