異なるバージョンのスケジュールサーバから実行サーバへネットワークジョブを投入する場合の、実行可能範囲について説明します。
ネットワークジョブは、基本的にどのバージョンへの投入も可能です。
ただし、Systemwalker Operation Manager EE で提供する複数サブシステム運用ではこの限りではありません。下表に実行可能な範囲の組合せを示します。
| 依頼先 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
V10.0L10/5.2~V13.2.0 | V13.3.0以降 | |||||
複数サブシステム運用なし/ | サブシステム1~9 | 複数サブシステム運用なし/ | サブシステム1~9 | |||
依 | V10.0L10/ | 複数サブシステム運用なし/ | ○ | × | ○ | × |
サブシステム | ×(注1) | ○ | ×(注1) | ○ | ||
V13.3.0 | 複数サブシステム運用なし/ | ○ | × | | ||
サブシステム | ×(注1) | ○ |
○:同一サブシステム番号へ実行依頼可能
(“複数サブシステム運用なし”は、“サブシステム0”を指定したのと同じ扱いです。)
◎:任意のサブシステムへ実行依頼可能
×:実行依頼不可
依頼元(スケジュールサーバ)でポート番号の指定がない場合は実行依頼可能
AIX版 11.0以前のバージョンは対象外です。
依頼元がV13.3.0~V13.8.0の場合、実行サブシステム名を使用した実行依頼は不可
注意
新しいバージョンのスケジュールサーバから旧バージョンの実行サーバへネットワークジョブを投入する場合、設定項目の文字数は、旧バージョンの制限値に合わせてください。設定項目の文字数に関する非互換については、“Systemwalker Operation Manager リリース情報”の“互換に関する情報”を参照してください。