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Systemwalker Operation Manager  解説書
FUJITSU Software

A.5 ネットワークジョブの実行可能範囲

異なるバージョンのスケジュールサーバから実行サーバへネットワークジョブを投入する場合の、実行可能範囲について説明します。

ネットワークジョブは、基本的にどのバージョンへの投入も可能です。

ただし、Systemwalker Operation Manager EE で提供する複数サブシステム運用ではこの限りではありません。下表に実行可能な範囲の組合せを示します。

  

依頼先

V10.0L10/5.2~V13.2.0
(注2)

V13.3.0以降

複数サブシステム運用なし/
サブシステム0

サブシステム1~9

複数サブシステム運用なし/
サブシステム0

サブシステム1~9




V10.0L10/
5.2

V13.2.0
(注2)

複数サブシステム運用なし/
サブシステム0

×

×

サブシステム
1~9

×(注1)

×(注1)

V13.3.0
以降

複数サブシステム運用なし/
サブシステム0

×

  
  
◎(注3)

サブシステム
1~9

×(注1)

○:同一サブシステム番号へ実行依頼可能
    (“複数サブシステム運用なし”は、“サブシステム0”を指定したのと同じ扱いです。)

◎:任意のサブシステムへ実行依頼可能

×:実行依頼不可

1)

依頼元(スケジュールサーバ)でポート番号の指定がない場合は実行依頼可能

2)

AIX版 11.0以前のバージョンは対象外です。

3)

依頼元がV13.3.0~V13.8.0の場合、実行サブシステム名を使用した実行依頼は不可

注意

新しいバージョンのスケジュールサーバから旧バージョンの実行サーバへネットワークジョブを投入する場合、設定項目の文字数は、旧バージョンの制限値に合わせてください。設定項目の文字数に関する非互換については、“Systemwalker Operation Manager リリース情報”の“互換に関する情報”を参照してください。