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Systemwalker Operation Manager  リファレンス集
FUJITSU Software

7.24 mjrmtjob リモートマシン上のコマンド/シェルスクリプト実行コマンド

記述形式

mjrmtjob -h 実行ホスト名 [-p OS種別] [-l 文字コード] [-u ユーザ名] -d 'カレントディレクトリ' '実行コマンド パラメタ…'

機能説明

Systemwalker Operation Managerがインストールされていないリモートマシン上に配置されたコマンドまたはスクリプトを実行するコマンドです。

オプション

-h 実行ホスト名

リモートマシンのホスト名を指定します。64バイト以内で指定します。

-p OS種別

リモートマシンのOS名です。

Linux、SolarisまたはWindowsのいずれかを指定します。大文字小文字は区別しません。

省略した場合、mjrmtjobコマンドを実行したサーバのOS種別になります。

-l 文字コード

リモートマシンの文字コードを指定します。“ASCII”、“SJIS”、“EUC”、“UTF-8”のいずれかを指定します。OSにより指定できる文字コードが決まっています。

本指定に従って、コマンドおよびスクリプトのパラメタ、標準出力、標準エラー出力の文字コード変換を行います。省略した場合、または、指定可能な文字コード以外を指定した場合は、本コマンドを実行するサーバの文字コードで動作(文字コード変換しない)します。

以下にリモートマシンのOS別に指定可能な文字コードを示します。大文字・小文字は区別しません。

OS種別

指定可能文字コード

Windows

ASCII、または、SJIS

Solaris

ASCII、SJIS、EUC、または、UTF-8

Linux

ASCII、または、UTF-8

-u ユーザ名

リモートマシン上で、コマンドまたはスクリプトを実行するユーザ名を指定します。

64バイト以内で指定します。省略した場合、ジョブの実行ユーザになります。

-d 'カレントディレクトリ'

リモートマシン上のコマンドまたはスクリプトを実行するカレントディレクトリをシングルクォーテーション(')で囲んで指定します。64バイト以内のフルパスで指定します。

オペランド

'実行コマンド パラメタ'

ジョブとしてリモートマシン上で実行するコマンドまたはスクリプトを指定します。続いてパラメタを指定します。全体をシングルクォーテーション(')で囲んでください。

復帰値

復帰値

201~256

mjrmtjobコマンドが異常終了しました。または、ジョブスケジューラが返すジョブの終了コードです。
復帰値については、“21.1 ジョブスケジューラの終了コード”を参照してください。

上記以外

実行したコマンドの復帰値になります。

コマンド格納場所

Linux

/usr/bin

注意事項

使用例