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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

17.4.3 ログファイルの一覧

監視対象のログファイルを含め、本製品からは以下のディレクトリにログファイルが出力されます。

デーモンプロセス関連

Hadoopジョブ関連

注意

デフォルトの設定ではJobTrackerログとTaskTrackerログは1日毎に新しいログが作成され、無限に増えていきます。

ログを指定にしたがって削除したい場合、以下のファイルを編集して作成・管理の設定を変更してください。

  • /etc/hadoop/log4j.properties

  • /etc/hadoop/hadoop-env.sh

設定の変更はファイルを編集したサーバでのみ有効となります。

設定を変更したいサーバが複数存在する場合、全てのサーバでファイルを編集してください。

例:ファイルサイズ毎に世代管理を行う場合。

  1. /etc/hadoop/log4j.propertiesを編集し、ファイル内に存在するファイルサイズ毎に世代管理を行う設定のコメントアウトを外します。

    # cat /etc/hadoop/log4j.properties
    ・・・ 中略 ・・・
    #
    # Rolling File Appender
    #
    
    log4j.appender.RFA=org.apache.log4j.RollingFileAppender
    log4j.appender.RFA.File=${hadoop.log.dir}/${hadoop.log.file}
    
    # Logfile size and and 30-day backups
    log4j.appender.RFA.MaxFileSize=1MB
    log4j.appender.RFA.MaxBackupIndex=30
    
    log4j.appender.RFA.layout=org.apache.log4j.PatternLayout
    log4j.appender.RFA.layout.ConversionPattern=%d{ISO8601} %-5p %c{2} - %m%n
    log4j.appender.RFA.layout.ConversionPattern=%d{ISO8601} %-5p %c{2} (%F:%M(%L)) - %m%n
    ・・・ 中略 ・・・
  2. /etc/hadoop/hadoop-env.shを編集し、ファイルサイズ毎に世代管理を行うための設定を追加します。

    # cat /etc/hadoop/hadoop-env.sh
    ・・・ 中略 ・・・
    export HADOOP_ROOT_LOGGER=INFO,RFA
  3. 設定を反映するためHadoopを再起動します。

    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_stop
    
    # /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_start

上記の設定例では、ファイルサイズが1MBを超える毎に新しいログが作成され、最大30個まで作成します(30個を超えると古いログから削除されます)。

参照

トラブルシューティング時に使用するログについては、第18章 トラブルシューティングを参照してください。