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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

13.1 スレーブサーバの追加

運用開始後に、さらにスレーブサーバを追加する方法について説明します。

  1. ホスト名の設定

  2. DFS クライアント情報の登録

  3. Hadoop 停止

  4. スレーブサーバの追加

  5. スレーブーバ定義ファイルの編集および反映

  6. Hadoop 定パラメーター

  7. Hadoop の起動


スレーブサーバを追加する方法には、以下の2つがあります。

スレーブサーバの追加の流れを以下に示します。

スレーブサーバ追加の作業は、すべて root 権限で実施します。

なお、「13.1.4 スレーブサーバの追加」の手順は、追加導入するスレーブサーバの環境に応じて実施場所が異なります。



*1: Hadoop を起動したままスレーブサーバを追加する場合、本作業は不要です。

*2: Hadoop を起動したままスレーブサーバを追加する場合は、クローニング機能を利用しないでスレーブサーバを追加する必要があります。クローニング機能は、クローン元のスレーブサーバが停止してしまうため、利用できません。


ここでは、初回導入時に「6.3 2台目以降のスレーブサーバの追加」で構築済みの構成に加えて、さらに追加導入する手順を以下の環境を例に説明します。

  • 代表パーティション

:/dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106

  • ファイルシステム ID

:1

  • マウントポイント

:/mnt/pdfs

  • マスタサーバ

:master1(プライマリ)、master2(セカンダリ)

  • 初回導入時に構築済みのスレーブサーバ

:slave1、slave2、slave3、slave4、slave5

  • 新規に導入するスレーブサーバ

:slave6

  • その他の追加導入予定のスレーブサーバ

:slave7、slave8、slave9、slave10


注意

Hadoop を起動したままスレーブサーバを追加する場合、実行中の Hadoop ジョブでは、追加したスレーブサーバが使用されません。

13.1.7 Hadoop の起動」の作業が完了した後に実行した Hadoop ジョブから、追加したスレーブサーバが使用されます。