バックアップは、万一のトラブル発生によって、データ消失などの事態を招くことを防止するものです。例えば、
震災・災害による機器の損壊
操作ミスによるデータの消失
ハードウェアの故障によるデータ消失
など、どのようなシステムでも起こる可能性があります。
あらかじめ、必要なデータをバックアップしておくことで、その影響を最小限に抑えることができます。
何を、どのようなタイミングでバックアップするか、しっかりと検討をしておく必要があります。
定期的なバックアップ以外にも、以下のようなタイミングでバックアップしておくことを推奨します。
定義や設定を変更した場合
運用データを保存した場合
また、バックアップと同時に、必ず、迅速かつ確実なリカバリによってシステムが復旧できることも確認しておきます。
以下は、Systemwalker Operation Managerで利用できるバックアップおよびリカバリ方法です。
運用環境のバックアップ
Systemwalker Operation Managerでは、運用環境を誤って削除したり、破壊したりした場合に備えて、ユーザ登録情報や運用管理情報をバックアップ・リストアするツールおよびコマンドを提供しています。
運用環境のバックアップとリカバリの詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“運用環境をバックアップ・リストアする”を参照してください。また、バックアップされる情報の詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“定義情報ファイルの格納先”を参照してください。