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Systemwalker Operation Manager 設計ガイド
FUJITSU Software

6.3 実行サーバがスケジュールサーバと異なる場合

スケジュールサーバと異なるサーバ(ネットワークで接続された、任意のSystemwalker Operation Managerが導入されているサーバ)で実行するジョブをネットワークジョブと呼びます。

ここでは、ネットワークジョブとして実行する場合の検討項目について説明します。

検討項目

ネットワークジョブの対象

ジョブ単位、またはジョブネット単位(ジョブネット内ジョブ)で指定できます。

ジョブ単位で指定する場合は、[登録-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[ジョブをネットワークジョブとして投入する]で指定します。

ジョブネット単位で指定する場合は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウの[ジョブネット内のジョブをネットワークジョブとして投入する]で指定します。

実行サーバ

ネットワークジョブを実行するサーバを検討します。

なお、複数サブシステム運用をしている場合は、自ホストのサブシステムにネットワークジョブを依頼することができます。

信頼ホストの定義

意図しないサーバからのネットワークジョブを拒否することができます。

実行サーバ側で、ジョブの実行依頼を受け付けるサーバについて検討します。インストール直後は、すべてのサーバからの依頼を受け付ける設定になっています。

詳細は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“信頼ホストの定義”を参照してください。

コード変換

コード体系の異なるサーバ間でネットワークジョブを実行する場合、コード変換について検討します。

コードを変換する場合は、Systemwalker Operation Managerを導入しているジョブ投入元サーバにて、[運用情報の定義]ウィンドウで定義します。

詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“ジョブ実行制御の定義”を参照してください。

実行優先度

Windows版とUNIX版の異なるプラットフォーム間でネットワークジョブを実行する場合、実行優先度が変換されてしまいます。変換後の優先度で問題がないか確認しておきます。

詳細については、“Systemwalker Operation Manager 解説書”の“ジョブ実行環境の制御”を参照してください。