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Systemwalker Operation Manager 設計ガイド
FUJITSU Software

1.1 設計のながれ

Systemwalker Operation Managerを導入する場合の、基本的な設計作業のながれについて、以下に示します。

システムの設計

Systemwalker Operation Managerのシステム設計について検討します。

運用形態に応じて、どのようなシステム構成にするか、また動作OSや必要なソフトウェア、ハードウェアなどについても検討します。

なお、本マニュアルでは、業務の設計を中心に説明しています。システムの設計については、各参照先を参考に検討してください。

参照先:“第2章 システム設計の概要

業務の設計

業務の設計については、具体的な定義手順を説明した設計例を、“Systemwalker Operation Manager 活用ガイド”の“設計編”にも紹介しています。本マニュアルと併せてご利用ください。

スケジュールサーバ/実行サーバの運用について検討する

Systemwalker Operation Managerがインストールされるスケジュールサーバ/実行サーバについて、電源投入/切断やリブートを自動で行いたい場合には、SYSTEM_CALENDARへの休日設定や、電源投入/切断の制御方法、電源スケジュールについて検討します。

電源スケジュールを行わない場合、本項目の検討は不要です。

参照先:“第3章 スケジュールサーバ/実行サーバの運用について検討する

ジョブおよびジョブネットの作成について検討する

自動化したい業務を洗い出し、その1つ1つについて、どのようなジョブを作成するかを検討します。ジョブは、処理の最小単位となります。

さらに、関連あるジョブを集めてまとまりを作り、その中で、どのような順序で実行していくかを検討していきます。この関連あるジョブのフローが、ジョブネットになります。

参照先:“第4章 ジョブおよびジョブネットの作成について検討する

ジョブおよびジョブネットの起動方法について検討する

ジョブやジョブネットを起動する方法、つまり、業務のスケジュールについて検討します。

基本的には、ジョブネット単位で起動します。ジョブネットごとに、どのようなタイミングで起動させるのかといった起動条件や、起動日などについて検討します。

また、起動スケジュールの設定に関連して、システムの日変わり時刻やジョブネットの休日カレンダについても検討します。

個別に実行させるジョブについては、デマンドジョブとして別に管理します。

参照先:“第5章 ジョブおよびジョブネットの起動方法について検討する

ジョブの実行環境について検討する

実行待ちとなったジョブが管理されるキューや、ジョブを実行する実行サーバをどこにつくるかといった、ジョブの実行環境について検討します。

参照先:“第6章 ジョブの実行環境について検討する

運用方法の検討

運用が開始された後、自動化された業務をどのように監視していくかを検討します。また、万一の障害発生に備え、どのような対策をとっておくかについても検討しておきます。

参照先:“第7章 監視方法について検討する

        “第8章 障害対策について検討する