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Cloud Services Management V1.1.0 メッセージ集
FUJITSU Software

2.4 FSCSMで始まるメッセージ

ここでは、FSCSMで始まるメッセージについて説明します。

INFO: fscsm0001: Command succeeded.

メッセージの意味

処理に成功しました。

ERROR: fscsm1001: Required parameter was not found.(param: %1)

メッセージの意味

必須パラメーターがありません。

パラメーターの意味

%1: パラメーター名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

コマンドの必須パラメーターがありません。

対処方法

パラメーターを修正し、再度実行してください。

ERROR: fscsm1002: Invalid parameter exists.(param: %1)

メッセージの意味

パラメーターが不正です。

パラメーターの意味

%1: パラメーター名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

パラメーターが不正です。

対処方法

パラメーターを修正し、再度実行してください。

ERROR: fscsm1003: Invalid value exists.(param: %1, value: %2)

メッセージの意味

パラメーターで指定した値が不正です。

パラメーターの意味

%1: パラメーター名

%2: 値

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

コマンドのパラメーターで指定した値が不正です。

対処方法

バリューを修正し、再度実行してください。

ERROR: fscsm1004: File not found. (filename: %1)

メッセージの意味

指定したファイルがありません。

パラメーターの意味

%1: ファイル名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定したファイルがありません。

対処方法

ファイル名を修正し、再度実行してください。

ERROR: fscsm1005: Invalid directory was specified. (directory: %1)

メッセージの意味

指定したフォルダーは、フォルダーではないか空ではありません。

パラメーターの意味

%1: フォルダー名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定したフォルダーは、フォルダーではないか空ではありません。

対処方法

フォルダー名を修正し、再度実行してください。

fscsm_basebackupコマンドで本エラーメッセージが出力された場合は、バックアップで退避するファイルの格納先として、設定ファイルに指定したフォルダーの状態を確認してください。詳細は"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"を参照してください。

ERROR: fscsm1006: Data not found.

メッセージの意味

指定したデータはシステムに存在しません。

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定したデータはシステムに存在しません。

対処方法

パラメーターを修正し、再度実行してください。

ERROR:fscsm1007:Command already running. command: %1

メッセージの意味

同時動作をサポートしていないコマンドがすでに起動されています。

パラメーターの意味

%1: 実行中のコマンド名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

同時動作をサポートしていないコマンドがすでに起動されています。

対処方法

すでに実行中のコマンドと、実行予定のコマンドを確認し、実行中のコマンド終了後に必要に応じてコマンドを実行してください。

ERROR: fscsm1008: Invalid file exists.(name: %1)

メッセージの意味

不正なファイルが存在しています。

パラメーターの意味

%1: ファイル名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

不正なファイルが存在しています。

対処方法

メッセージ以降に表示する詳細部分に、不正になっている原因を表示します。この原因に応じて対処してください。

ERROR: fscsm2001: Failed to read file.(filename: %1)

メッセージの意味

ファイルの読込みに失敗しました。

パラメーターの意味

%1: ファイル名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

ファイルの読込みに失敗しました。

対処方法

ファイルの読込み先が存在しない可能性があります。読込み先を確認して、再度実行してください。

ERROR: fscsm2002: Failed to write file.(filename: %1)

メッセージの意味

ファイルの書込みに失敗しました。

パラメーターの意味

%1: ファイル名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

ファイルの書込みに失敗しました。

対処方法

ファイルの書込み先が存在しない、または、ディスク容量が不足している可能性があります。書込み先を確認して、再度実行してください。

ERROR: fscsm2003: Invalid file content.(filename: %1)

メッセージの意味

指定したファイルの内容が不正です。

パラメーターの意味

%1: ファイル名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定したファイルの内容が不正です。

対処方法

ファイル内容を修正し、再度実行してください。

ERROR: fscsm2004: File already exists.(filename: %1)

メッセージの意味

指定したファイルはすでに存在します。

パラメーターの意味

%1: ファイル名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定したファイルはすでに存在します。

対処方法

存在しないファイル名を指定して、再度実行してください。

ERROR: fscsm3001: System error occurred.(param: %1)

メッセージの意味

Cloud Services Management内でシステムエラー(続行不能)が発生しています。(可変情報がある場合)

パラメーターの意味

%1: パラメーター名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

Cloud Services Management内でシステムエラー(続行不能)が発生しています。

対処方法

調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

ERROR: fscsm3002: System error occurred.

メッセージの意味

Cloud Services Management内でシステムエラー(続行不能)が発生しています。(可変情報がない場合)

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

Cloud Services Management内でシステムエラー(続行不能)が発生しています。

対処方法

調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

ERROR: fscsm3003: System error occurred in connected system.(param from connected system: %1)

メッセージの意味

Cloud Services Managementの連携先でシステムエラー(続行不能)が発生しています。(連携先からのエラー情報を受け取った場合)

パラメーターの意味

%1: 連携先から受け取ったエラー情報

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

Cloud Services Managementの連携先でシステムエラー(続行不能)が発生しています。

対処方法

調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

ERROR: fscsm3004: System error occurred in connected system. Error reason is unclear.

メッセージの意味

Cloud Services Managementの連携先でシステムエラー(続行不能)が発生しています。(連携先からエラー情報がない場合)

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

Cloud Services Managementの連携先でシステムエラー(続行不能)が発生しています。

対処方法

"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"のコマンドリファレンスを確認してください。または、fscsm_userコマンドで本エラーメッセージが出力された場合は、必須ソフトウェアであるSVOMの状態を確認してください。

上記対処を実施して解決できない場合、調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

ERROR: fscsm3005: Failed to connect to database.(param: %1)

メッセージの意味

DB接続に失敗しました。

パラメーターの意味

%1: パラメーター名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

DB接続に失敗しました。

対処方法

データベースが起動しているか確認してください。起動していない場合は、起動後、再度実行してください。起動している場合、または、データベースが作成されていない場合、調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

また、fscsm_basebackupコマンドで本エラーメッセージが出力された場合は、以下のサービスの状態を確認してください

  • FUJITSU Software Cloud Services Management DB Service(fjsvfscsmdb_FSCSMSYSTEM)

  • FUJITSU Software Cloud Services Management DB Service(fjsvfscsmdb_FSCSMACCOUNTING)

  • FUJITSU Software Cloud Services Management DB Service(fjsvfscsmdb_FSCSMMETERINGLOG)

  • FUJITSU Software Cloud Services Management DB Service(fjsvfscsmdb_FSCSMAPP)

サービスが起動しない場合は、バックアップで退避するファイルの格納先について、空き容量を確認してください。格納先は、オンラインバックアップ設定情報ファイルを参照してください。

参照

オンラインバックアップ設定情報ファイルについては、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"オンラインバックアップ設定情報"を参照してください。

上記対処を実施してもサービスが起動しない場合や、サービスが起動している状態でエラーが発生する場合は、当社技術員に連絡してください。

ERROR: fscsm3006: Data inconsistent.

メッセージの意味

ファイル内の値に誤りがあるため、または、削除対象リソースに紐づくリソースが存在するため、処理を中断しました。

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

パラメーター、または、使用したファイル内の値に誤りがあります。

  • 各コマンド共通

    • XMLで指定したパラメーターの文字種/文字長/パターンに問題がある

    • XMLで指定した、参照先のIDが存在しない

    • XMLで省略不可のパラメーターが省略されている

    • XMLで変更不可のパラメーターを変更している

    • XML内に同じIDのリソースが複数存在する

    • 登録コマンドにおいて、XMLで登録済のIDを指定している

    • 変更コマンドにおいて、複数のリソースを変更している

  • 組織操作コマンド

    • ループ構造となる組織を作成しようとしている

    • システム定義ファイルの定義以上の階層組織を作成しようとしている

    • 削除コマンドにおいて、削除対象の組織配下に子組織が存在する

    • 削除コマンドにおいて、削除対象の組織配下にユーザーが存在する

    • システム定義ファイルfscsm_config.xmlに記載しているgui.org.customfield.label.<n>と一致しないcustomeFieldを指定している

  • ユーザー操作コマンド

    • ロールを兼任していないサービス企画・評価部門およびクラウドサービス統合運用部門のロール種別を指定し、同時に!mgr以外の組織IDを指定している

    • 登録コマンドにおいて、指定不可なロール種別の組み合わせを指定している

    • 変更コマンドにおいて、変更不可なロール種別またはロール種別の組み合わせを指定している

    • 削除コマンドにおいて、削除対象のユーザーが業務システムの責任者、またはプロジェクトの責任者に設定されている

    • システム定義ファイルfscsm_config.xmlに記載しているgui.user.customfield.label.<n>と一致しないcustomeFieldを指定している

  • 契約情報操作コマンド

    • ベンダー情報の定義ファイルに指定されていないベンダーIDが、vendorIdに指定されている

    • 削除コマンドにおいて、削除対象の契約情報に紐づくメニューが存在する

    • 指定するvendorIdで、vendorPortalIdおよびmaintenanceIdが不要にもかかわらず指定している

  • メニュー操作コマンド

    • アイコン画像ファイルとして、格納先に配置されていないファイル名を指定している

      参照

      アイコン画像ファイルの格納先については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"メニューのアイコン"を参照してください。

    • 公開開始日時を、公開終了日時よりもあとの日時に指定しようとしている

    • システム情報の定義ファイルに記載されていない承認レベルを設定しようとしている

    • ベンダー情報の定義ファイルに記載されていない基本メニューを指定している

    • ベンダー情報の定義ファイルに記載されていないサービスオプションを指定している

    • 運用オプション情報ファイルに記載されていない運用オプションを指定している

    • 基本メニューとして指定したmenuIdが重複している

    • サービスオプションとして指定したoptionIdが重複している

    • 運用オプションとして指定したoptionIdが重複している

    • 削除コマンドにおいて、削除対象のメニューに紐づく業務システムが存在する

  • 業務システム操作コマンド

    • projectIdで指定されているプロジェクトに属していないユーザーを、責任者IDに指定している

    • 業務システム提供部門 承認者ではなく、業務システム提供部門のロールを持つ特権管理者でもないユーザーを、責任者IDに指定している

    • メニューに定義されていない運用オプションを指定している

    • 運用オプションとして指定したoptionIdが重複している

    • 削除コマンドにおいて、削除対象の業務システムに紐づくサービスが存在する

対処方法

パラメーターまたは使用したファイル内の値を修正し、再度実行してください。または、削除対象リソースに紐づくリソースを削除してから、再度実行してください。

ERROR: fscsm3007: Required element was not found. (element: %1)

メッセージの意味

ファイル内に必須要素がありません。

パラメーターの意味

%1: 要素名

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

ファイル内に必須要素がありません。

対処方法

ファイルにelementで表示されている要素を記載し、再度実行してください。

ERROR: fscsm3008: Resource is not deletable. (detail= %1)

メッセージの意味

リソースは削除できません。

パラメーターの意味

%1: エラーの詳細

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

detail以降を参照してください。

  • detail=code is used by project(プロジェクトIDを表す文字列)の場合

    削除しようとしている費用負担元コードは、表示されたプロジェクトで利用しているため、削除できません。

  • detail=basebackup setting was illegalの場合

    ベースバックアップの設定に誤りがあるため、削除できません。

  • detail=request(申請タスクIDを表す文字列) is waiting processingの場合

    削除しようとしている申請タスクの状態が承認待ちのため、削除できません。

対処方法

detailに表示される内容に応じた対処を行ってください。

  • detail=code is used by project(プロジェクトIDを表す文字列)の場合

    プロジェクトの変更または削除を行い、費用負担元コードが利用されていないことを確認したうえで、再度実行してください。

  • detail=basebackup setting was illegalの場合

    オンラインバックアップの事前設定について確認してください。

    また、ベースバックアップの採取をやり直す必要があります。オンラインバックアップ用退避ファイル格納先のファイルをすべて削除し、オンラインバックアップの設定をやり直してください。詳細は"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"オンラインバックアップ"を参照してください。

  • detail=request(申請タスクIDを表す文字列) is waiting processingの場合

    削除しようとしている申請タスクの状態が承認待ちのため、削除できません。申請タスク操作コマンドによる削除時に、-forceを指定して再度実行してください。

ERROR: fscsm3009: Duplicate values were specified. (detail= %1)

メッセージの意味

重複したパラメーターが指定されているため、処理を中断しました。

パラメーターの意味

%1: エラーの詳細

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

detail以降を参照してください。

  • detail= orgId:組織IDを表す文字列の場合

    • 指定されたファイルの中で、組織IDが重複して指定されています。ファイル内の値を修正し、再度実行してください。

  • detail= userId:ユーザーIDを表す文字列の場合

    • 指定されたファイルの中で、ユーザーIDが重複して指定されています。ファイル内の値を修正し、再度実行してください。

対処方法

detail以降を参照し、対処を行ってください。

WARNING: fscsm3010: Failed to import partially.

メッセージの意味

組織またはユーザーインポート処理において、一部の処理に失敗しました。

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

組織またはユーザーインポート処理において、一部の処理に失敗しました。

対処方法

インポート結果ログファイルの内容を確認してください。

ERROR: fscsm3011: Element was invalid value or format.(element: %1)

メッセージの意味

XML、タグ、属性、要素が不正です。

パラメーターの意味

%1: エラーの詳細

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

XML、タグ、属性、要素が不正です。

対処方法

elementのあとの文字列は、XML要素や属性、値が、不正な書式であること、または重複していることを示しています。"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"で書式を確認し、XMLファイルを修正してください。

  • ベンダーIDの指定に誤りがある(ベンダーIDが重複している)場合、以下のように出力されます。

    fscsm3011: Element was invalid value or format.(element: vendor vendorId, value=default_k5)
  • 構成オプション(システムディスク情報)のパラメーター情報の中で、key属性の指定に誤りがある場合、以下のように出力されます。

    fscsm3011: Element was invalid value or format.(element: vendor/systemDiskImageOptions/serviceOption/parameters/parameter key, value=abc)

ERROR: fscsm3012: No resources found.(element: %1)

メッセージの意味

指定されたXMLファイル中において、指定されているリソースが存在しません。

パラメーターの意味

%1: エラーの詳細

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定されたXMLファイル中において、指定されているリソースが存在しません。

対処方法

elementのあとの文字列は、XML要素や属性として指定された値が、本製品のリソースとして存在しないことを示しています。コマンドやクラウド管理用ポータルから実際のリソースを確認し、XMLのファイルの内容を修正してください。

WARNING: fscsm3013: Failed to check partially.

メッセージの意味

ベンダー定義ファイルチェックにおいて、一部のファイルのチェックに失敗しました。

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

ベンダー定義ファイルチェックにおいて、チェックした複数のファイルのうち、一部のファイルの書式が間違っています。

対処方法

ベンダー定義ファイルの書式を確認し、再度実行してください。

ERROR: fscsm3014: Vendor file not found.

メッセージの意味

指定フォルダー配下にベンダー定義ファイルが存在しません。

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

指定フォルダー配下にベンダー定義ファイルが存在しません。

対処方法

指定フォルダー配下にベンダー定義ファイルを配置してください。

ERROR: fscsm3015: Timeout error has occurred in executing command(%1).

メッセージの意味

内部処理におけるコマンド実行がタイムアウトしました。

パラメーターの意味

%1: コマンド内容

システムの処理

コマンドを中断します。

原因

内部処理におけるコマンド実行がタイムアウトしました。

  • %1にpg_basebackupと表示されている場合

    ベースバックアップの採取に失敗しました。

対処方法
  • %1にpg_basebackupと表示されている場合

    1. fscsm_basebackup listコマンドを実行し、表示されたベースバックアップバージョン以外のフォルダーが、バックアップで退避するファイルの格納先フォルダーに存在するか確認してください。存在する場合は、OSの管理者権限を持つユーザーで、表示されていないベースバックアップバージョンのフォルダーを削除してください。

    2. オンラインバックアップ設定情報ファイルfscsm_backup_config.xmlで指定した、退避するファイルの格納先フォルダーおよび配下のフォルダーについて、fjsvcsmdbユーザーに対するフルコントロール権限が許可されているか確認してください。

    3. オンラインバックアップ用定義ファイルの設定を確認してください。

      参照

      オンラインバックアップ用定義ファイルの設定については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"オンラインバックアップの設定"を参照してください。

    4. ベースバックアップの採取コマンドを再度実行してください。

    5. 上記の対処を行ってもエラーが発生する場合は、ネットワーク上の問題や、退避先のIO負荷が高いなどの可能性があります。手順1を実施後、タイムアウト値を拡張し、再度実行してください。

      参照

      タイムアウト値の拡張については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"タイムアウト値の拡張"を参照してください。

上記対処を実施してもエラーが発生する場合は、当社技術員に連絡してください。