プロジェクトの登録/変更/削除操作、またはプロジェクトメンバーの追加/削除操作を行うと、申請タスクが起票されます。プロジェクトとプロジェクトメンバー操作は、それぞれの承認フローによって承認されます。ここでは、プロジェクトとプロジェクトメンバー操作の承認フローについて説明します。
プロジェクトの登録/変更/削除は、以下の2種類の承認を経て実行されます。
費用負担元コードに紐づく組織の承認
プロジェクト情報には、費用負担元コードを指定します。この費用負担元コードに紐づいている組織が承認者となります。
クラウドサービス統合運用部門の設定により、複数の承認が必要な場合と、不要な場合があります。
ポイント
費用負担元コードに紐づいている組織が存在しない場合は、組織承認が不要となります。
クラウドサービス統合運用部門の承認
クラウドサービス統合運用部門の担当者および承認者による承認が行われます。
クラウドサービス統合運用部門の設定により、複数の承認が必要な場合と、不要な場合があります。
図3.5 プロジェクト登録/変更/削除の承認フロー
*1: クラウドサービス統合運用部門の設定によって承認フローが決定されます。クラウドサービス統合運用部門にお問い合わせください。
*2: プロジェクト情報に登録している費用負担元コードが紐づいている組織の承認者ロールを持つユーザーが承認者となります。
上記図の[操作]の箇所では、承認以外に却下、取戻しの操作が実施可能です。申請タスクの操作と状態については"図5.1 申請タスクの状態遷移"を参照してください。
承認関連のメール通知について
申請、または中間承認後、承認フローにおける次の承認者全員に承認依頼メールが送信されます。
また、操作を行ったユーザーに申請控えとして通知メールが送信されます。
最終承認が完了すると、登録内容や変更内容がシステムに反映されます。反映時に、承認完了の通知メールが申請者に送信されます。反映が何らかの原因で失敗した場合、エラー通知メールが申請者(TO)、申請タスク操作者(CC)に送信されます。
申請状況の確認について
プロジェクトメンバーの追加/削除操作は、追加/削除を行うプロジェクトのプロジェクト管理者が承認することにより、承認完了となります。
クラウドサービス統合運用部門の設定により、承認不要の場合もあります。
図3.6 プロジェクトメンバー追加/削除の承認フロー(プロジェクト利用者)
*1: クラウドサービス統合運用部門の設定によって承認フローが決定されます。クラウドサービス統合運用部門にお問い合わせください。
上記図の[操作]の箇所では、承認以外に却下、取戻しの操作が実施可能です。申請タスクの操作と状態については"図5.1 申請タスクの状態遷移"を参照してください。
プロジェクト管理者によるメンバーの追加/削除については、常に承認不要です。
図3.7 プロジェクトメンバー追加/削除の承認フロー(プロジェクト管理者)
承認関連のメール通知について
プロジェクト利用者による操作の場合は、プロジェクト管理者に承認依頼メールが送信されます。
また、操作を行ったユーザーに申請控えとして通知メールが送信されます。
最終承認が完了すると、登録内容や変更内容がシステムに反映されます。反映時に、承認完了の通知メールが申請者に送信されます。反映が何らかの原因で失敗した場合、エラー通知メールが申請者(TO)、申請タスク操作者(CC)に送信されます。
申請状況の確認について
承認状態や申請内容を確認したいときは、[申請タスク管理]画面で確認できます。
[申請タスク管理]画面の主な操作方法は"第5章 申請タスク管理"を参照してください。
ポイント
特権管理者ロールでプロジェクトの登録/変更/削除操作、またはメンバーの追加/削除操作を行った場合、即時承認となるため、承認操作は不要です。
プロジェクトメンバーの追加/削除をプロジェクトの内容修正とともに行った場合は、プロジェクト登録/変更/削除の承認フローが適用されます。