ここでは、メニューの登録操作について説明します。
[ホーム]画面から、[メニュー管理]メニュー内の[新規登録]リンクをクリックします。
ウィザードに沿って項目を指定します。[次へ]ボタンで進むことができます。[キャンセル]ボタンをクリックすると、指定内容はすべて破棄されます。
契約情報選択
現在登録されている契約情報の一覧が表示されます。ここからメニューを作成したい契約情報を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
基本情報
図4.1 メニュー登録画面
以下の項目を指定します。
メニュー一覧などで表示される名前です。
改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を64文字まで指定できます。
Cloud Services Management内でメニューを区別するためのIDです。
登録時のみ指定可能で変更はできません。
すでに登録されているメニューIDを指定しないでください。
半角英小文字、半角数字、ハイフン("-")、アンダースコア("_")、ピリオド(".")を32文字まで指定できます。先頭文字は半角英小文字または半角数字を指定してください。
このメニューを利用して業務システムおよび業務システム配下のサービスを登録する場合の、業務システム提供部門内での承認フローの階層レベルを指します。
承認不要: 業務システム提供部門内での承認は不要になります。
プロジェクト: プロジェクト管理者だけの承認となります。
本部: 業務システム提供部門内で3階層にわたる承認を必要とします。
統括部: 業務システム提供部門内で2階層にわたる承認を必要とします。
部: 業務システム提供部門内で1階層にわたる承認を必要とします。
業務システム提供部門にこのメニューを公開するかどうか、公開/非公開から選択します。
非公開の場合は、業務システム提供部門のユーザーにはこのメニューは表示されません。
サービス企画・評価部門およびクラウドサービス統合運用部門のユーザーには表示されます。
公開を選択した場合、公開開始日時・公開終了日時で指定する期間が有効になります。非公開を選択している場合は、公開開始日時・公開終了日時の指定は無効です。
メニューを公開する日時を指定します。
日は"yyyy-mm-dd"、時間は"hh:mm"の形式で指定してください。
指定を省略した場合、"2000-01-01 00:00:00"が設定されます。
最終承認される日時より過去の日時を指定した場合、最終承認後に即公開となります。
メニューを非公開にする日時を指定します。
日は"yyyy-mm-dd"、時間は"hh:mm"の形式で指定してください。
設定した日時にメニューの状態は非公開となります。
指定を省略した場合、"3000-12-31 23:59:59"が設定されます。
サービス企画・評価部門およびクラウドサービス統合運用部門向けの説明コメントを指定します。
改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を256文字まで指定できます。
業務システム提供部門向けの説明コメントを指定します。
業務システム提供部門が確認するメニュー一覧画面、詳細画面に表示されます。
改行を含むすべてのUTF-8形式の文字列を1024文字まで指定できます。
業務システム提供部門向けに表示するアイコンを画像のファイル名(アイコンのプレビュー画像)から選択します。
業務システム提供部門が確認するメニュー一覧画面、詳細画面に表示されます。
ファイル名は英数字のみ32文字以内で作成します。アイコンの登録方法については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"を参照してください。
例
説明詳細、説明画面アイコンが表示される場所
基本情報で設定した説明詳細、説明画面アイコンは、業務システム提供部門がメニュー一覧画面を見るときに以下のような形で表示されます。
図4.2 業務システム作成向けメニュー画面
ポイント
業務システム提供部門がメニューから連携対象のクラウド(AWS、Azure、ROR、K5、VMwareまたは物理サーバのいずれか)を判別できるよう、説明概要や説明詳細に連携対象のクラウドを記載してください。
連携対象のクラウドによっては、一度に登録できる仮想マシン数が1つに制限される場合があります。このような業務システム提供部門が使用する際の制限事項や注意事項について、説明概要や説明詳細に記載してください。
RORで業務システム配下に1台目の仮想マシンを登録する場合、ベンダー定義のL-Platformテンプレートの定義に合わせてインスタンスタイプが設定されます。そのため、1台目の仮想マシン配備時は、システムディスクイメージに合ったインスタンスタイプを指定する必要があります。
業務システム提供部門がシステムディスクイメージとインスタンスタイプの組み合わせを判別できるよう、説明概要や説明詳細に注意事項を記載してください。
詳細情報
以下の項目を指定します。
選択したベンダーにより選択できる項目が異なります。選択できる項目は"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド" の、ベンダー情報の定義ファイルで定義したものになります。
利用オプション
以下の項目を指定します。
改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を256文字まで指定できます。
可用性
選択したベンダーにより設定可能な項目が異なります。
値の例:無停止、日次バックアップ、24時間365日サポート、復旧8時間以内、システム更新時バックアップ、営業時間内サポート
セキュリティレベル
選択したベンダーにより設定可能な項目が異なります。
値の例:AA、BBB
共通オペレーション
選択したベンダーにより設定可能な項目が異なります。
値の例:電話、メール受付、メール受付のみ
<カスタム基本オプション>
選択したベンダーにより設定可能な項目が異なります。
DR、業務監視などのオプションをメニューで利用可能とするかどうか選択します。複数選択できます。
それぞれ、メニューとして提供するものにチェックします。
インスタンスタイプ
システムディスクイメージ
追加データディスクタイプ
その他
料金設定
それぞれの料金を設定します。
11桁以内の整数部分および4桁以内の小数部分を半角数字で指定できます。
基本メニュー
- 基本料金(入力必須)
- 初期費用(入力必須)
運用オプション
構成オプション
ポイント
[打ち合わせ後に決定]チェックボックスについて
詳細情報の各項目に[打ち合わせ後に決定]チェックボックスが表示されます。
このチェックボックスにチェックを入れた項目は、メニュー公開時に料金を未設定にできます。これにより、業務システム提供部門が業務システム申請後に、システム外でクラウドサービス統合運用部門と打ち合わせし、料金を決定することができます。打ち合わせ後、業務システムの料金をシステムに反映するため、クラウドサービス統合運用部門は、メニュー操作コマンドを使用し非公開のメニューを作成する必要があります。また、作成したメニューから、業務システム操作コマンドを使用して、打ち合わせで決定した業務システムを登録する必要があります。
このチェックボックスを表示させる場合は、[基本情報]画面での[承認レベル]は"承認不要"以外を選択してください。
メニュー操作コマンドおよび業務システム操作コマンドの使用法は、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"を参照してください。
確認
指定内容が表示されます。間違いがあった場合は[戻る]ボタンで前画面に戻り、訂正することができます。
完了
[確認]画面で[申請]ボタンをクリックします。申請タスク上、承認待ちとなり、承認者に対して承認依頼メールが自動送信されます。