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Cloud Services Management V1.1.0 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門)
FUJITSU Software

2.4.1 ユーザーの登録(業務システム提供部門)

ここでは、業務システム提供部門のユーザーを登録する操作について説明します。

業務システム提供部門のユーザーは、クラウドサービス統合運用部門のユーザーまたは業務システム提供部門のユーザーが作成することができます。

  1. [ホーム]画面から、[組織/ユーザー管理]メニュー内の[一覧へ]リンク、または[組織/ユーザー]ナビゲーションをクリックすると、[組織/ユーザー一覧]画面が表示されます。

  2. [組織一覧]と表示されている一覧からユーザーを登録する組織の最上位組織を選択します。

  3. 選択した組織の配下に属する組織/ユーザー一覧が表示されます。該当の階層まで[組織一覧]より組織名を順に選択します。

  4. [詳細情報]に、ユーザー登録を行う組織が表示された状態で、同じ画面に表示されている[ユーザー一覧]の横に表示されている[ユーザー登録]ボタンをクリックします。

  5. 以下の項目を指定します。以下の項目以外にも組織IDが表示されますが、登録操作するユーザーが所属する組織の組織IDが指定され、選択不可の項目です。

    ユーザー名(入力必須)

    一覧などで表示する名前です。

    改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を64文字まで指定できます。

    ユーザーID(入力必須)

    ユーザー情報を区別するためのIDです。登録時のみ指定可能です。

    すでに登録されているユーザーIDを指定しないでください。

    半角英数字、ハイフン("-")、アンダースコア("_")、ピリオド(".")、アットマーク("@")を320文字まで指定できます。

    注意

    ユーザーIDに英大文字、英小文字の区別はないため、大文字、小文字での違いは、同一ユーザーIDとして判断されます。例えば、"User"を登録済である場合は、"user"を登録できません。

    ロール(選択必須)

    ユーザーの権限について選択します。

    • 業務システム提供部門 承認者

    • 業務システム提供部門 担当者

    • サービス企画・評価部門、業務システム提供部門兼任承認者

    • サービス企画・評価部門、業務システム提供部門兼任担当者

    • クラウドサービス統合運用部門、業務システム提供部門兼任承認者

    • クラウドサービス統合運用部門、業務システム提供部門兼任特権管理承認者(※)

    • クラウドサービス統合運用部門、業務システム提供部門兼任担当者

    • クラウドサービス統合運用部門、業務システム提供部門兼任特権管理担当者(※)

      ※ 特権管理者による登録操作の場合のみ選択可能です。

      権限については"2.1 ロールについて"を参照してください。

    説明

    説明(コメント)を指定できます。

    改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を256文字まで指定できます。

    メールアドレス(入力必須)

    ユーザーのメールアドレスを指定します。承認処理の際、このメールアドレス宛に通知メールが送信されます。

    「/^[\w\.\-]+@(?:[\w\-]+\.)+[\w\-]+$/」の正規表現に合致する文字列を256文字まで指定できます。半角英数字とハイフン("-")、アンダースコア("_")を含む文字列集合をX、Xとピリオド(".")を含む文字列集合をYとした場合、該当する正規表現の形式は、「Y@X.X」です。

    連絡先(入力必須)

    ユーザーの連絡先について指定できます。

    改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を256文字まで指定できます。

    パスワード(入力必須)

    登録するユーザーがログインするときの認証用のパスワードを指定します。

    $\"=|[]:*;+,<>?/および半角空白文字以外の半角英小文字、半角数字を8~64文字で指定します。

    確認用パスワード(入力必須)

    確認用パスワードを指定します。パスワードの指定と同じ文字列を指定してください。

    ユーザー個別入力情報(最大で5つ)

    "FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"のシステム情報に定義された内容によって指定する項目が変わります。画面の項目説明に従って指定してください。

    改行など制御文字を除く、すべてのUTF-8形式の文字列を256文字まで指定できます。

  6. [次へ]ボタンをクリックすると[確認]画面が表示されます。間違いがあった場合は[戻る]ボタンで前画面に戻り、訂正することができます。

  7. [確認]画面で[申請]ボタンをクリックします。申請タスク上、承認待ちとなり、承認者に対して承認依頼メールが自動送信されます。


ポイント

ユーザーの異動は、ユーザーの所属組織を変更することで対応できます。

注意

SVOMの連携先ディレクトリサービスにActive Directoryを利用している場合は、以下の点に注意が必要です。

  • 登録するユーザーと同一のユーザーがActive Directory上に登録されている必要があります。Active Directory上にエントリーがない場合は、クラウド管理用ポータルにログインできません。ユーザー登録を行う場合には、クラウドサービス統合運用部門が最終承認までにActive Directory上のエントリーにユーザーを登録する作業が必要となります。

  • [パスワード]欄および[確認用パスワード]入力欄は非表示となり、変更はできません。