仮想マシンを利用するために必要な情報は以下のとおりです。
以下の情報は、仮想マシンの配備完了メールで、業務システム提供部門に通知されます。
情報 | 説明 |
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仮想マシンのIPアドレス | プライベートIPアドレスです。 |
ログインユーザーID | 仮想マシンのOS管理者のユーザー名です。 |
キーペア名 | 業務システム提供部門が、業務システム作成後に作成したキーペアが使用されます。 キーペアは、仮想マシンのOS種別ごとに、以下の目的で使用されます。
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キーペアの運用
業務システム提供部門が各業務で使用するキーペアの運用例を以下に示します。
業務システム提供部門が、クラウド管理用ポータルの[業務システム管理]画面でAWS用のメニューを選択し、業務システムの登録を申請します。
業務システムの登録完了後、[業務システム管理]画面で登録した業務システムを選択し、[業務システム詳細]画面からキーペアを作成します。
業務システムに紐づいているプロジェクトのメールアドレスに、キーペアの作成完了通知メールが送信されます。
業務システム提供部門は、[業務システム詳細]画面から、キーペアをダウンロードし、安全な場所に保管します。
注意
Windows Serverの環境で[Internet Explorer セキュリティ強化の構成]が有効になっている場合、Internet Explorerでファイルがダウンロードできない場合があります。
仮想マシンへのアクセス方法
仮想マシンには、OS種別に応じて、以下の方法でアクセスします。
Windowsの場合
仮想マシンの配備完了通知メールで、仮想マシンのIPアドレス、ログインユーザーID、キーペアの公開鍵で暗号化された初期パスワードが業務システム提供部門に通知されます。
キーペアをダウンロードしていない場合は[業務システム詳細]画面からダウンロードし、キーペアの秘密鍵で暗号化された初期パスワードを復号します。
ログインユーザーIDの情報と、復号した初期パスワードを使用して、仮想マシンにログインします。
参照
初期パスワードの復号の詳細については、AWSの公開情報を参照してください。
Linuxの場合
仮想マシンの配備完了通知メールで、仮想マシンのIPアドレス、ログインユーザーID、キーペア名が業務システム提供部門に通知されます。
[業務システム詳細]画面で表示されているキーペア名と、通知されたキーペア名が一致していることを確認します。
キーペアをダウンロードしていない場合は[業務システム詳細]画面からダウンロードします。
通知されたIPアドレスに、SSHでの通信が可能なコマンド、ターミナルエミュレータなどで、通知されたユーザー名とキーペアの秘密鍵を使用してログインします。
参照
秘密鍵の形式、SSHの認証方式については、AWSの公開情報を参照してください。
秘密鍵を使用したSSHのログイン方法については、ご利用のSSHクライアントの説明書を参照してください。