ページの先頭行へ戻る
Cloud Services Management V1.1.0 導入ガイド
FUJITSU Software

3.1.1 SVOMとの通信の設定

本製品の管理サーバは、認証のためにSVOMと通信を行います。事前作業として以下の設定を行う必要があります。

SVOMのディレクトリサービス設定

SVOMの連携先ディレクトリサービスにActive Directoryを利用する場合は、定義ファイルに以下の項目を設定または変更する必要があります。SVOM同梱のディレクトリサービスを利用する場合は、この作業は必要ありません。

ファイル名と格納先は以下のとおりです。

ファイル名
fscsm_config.xml
格納先
%FSCSM_HOME%\conf
設定項目

項目

設定値

ldap.mode

SVOM同梱のディレクトリサービスを利用する場合に指定(デフォルト)

read_write

Active Directory連携を利用する場合に指定

read_only

システム情報の定義ファイルの詳細については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"システム情報"を参照してください。

SVOMと通信のパスワード設定

以下のコマンドを実行して、SVOMのディレクトリサービスへアクセスするためのパスワードを設定します。

SVOMのディレクトリサービスにActive Directoryを利用する場合は、この作業は必要ありません。

%FSCSM_HOME%\bin\fscsm_passwordset -svom <パスワード>

コマンドオプションは以下のとおりです。

オプション名

-svom

SVOMで連携するディレクトリサービスに使用する、管理アカウントのパスワードを指定します。

!#()-.@`{}~および半角英数字を、8~64文字で指定します。