ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.5.1 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

20.1.3 資源移入手順

ISIの資源を他サーバへ移行する場合の、移行先サーバで実施する資源移入手順について説明します。

資源の移入は以下の手順で行います。

  1. ISIの停止

  2. 資源の移入

  3. 環境設定ファイルの編集

  4. ISIの起動

各手順の詳細を以降で説明します。

20.1.3.1 ISIの停止

資源の移入を行う前に、ISIを停止してください。停止手順については、“ISI Java EE運用ガイド”の“停止”を参照してください。

20.1.3.2 資源の移入

資源の移入手順について説明します。

移入対象とする資源は、資源の移出時に移出対象とした資源です。

資源の移出は、以下の手順で行います。

  1. APS環境資源の移入

  2. ISI環境資源の移入

  3. Interstage運用グループの設定

各手順の詳細を以降で説明します。

  1. APS環境資源の移入

    APS環境資源の移入の詳細は、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”を参照してください。

  2. ISI環境資源の移入

    ISI環境資源の移入は、以下のコマンドを実行します。

    isirestore X:\Backup\isi

    isirestore /backup/isi

    ポイント

    • 移入資源格納用ディレクトリのパスに空白を含むパスは指定できません。

  3. Interstage運用グループの設定

    セキュリティ強化を実施するため、Interstage運用グループの設定を行ってください。Interstage運用グループの設定方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“Interstage運用グループの変更”を参照してください。

20.1.3.3 環境設定ファイルの編集

資源の移入を行ったあと、環境設定ファイルの編集を行ってください。環境定義ファイルは以下のファイルを編集します。

<INSDIR>\etc\def\properties\ESISystemConfig.properties

/opt/FJSVesi/etc/def/properties/ESISystemConfig.properties

以下の項目のホスト名を移行先のサーバのホスト名に変更してください。

20.1.3.4 ISIの起動

資源の移入を行ったあと、ISIを起動してください。起動手順については、“ISI Java EE運用ガイド”の“起動”を参照してください。