ISI実行環境をアンセットアップする手順を説明します。
アンセットアップ対象のISI実行環境は事前に停止してください。停止方法については、“ISI Java EE運用ガイド”を参照してください。
JMSキューの削除
任意の名前でインバウンドのJMSキューを作成している場合、以下のコマンドを実行してJMSキューを削除してください。
isisetup delete-jms -n JMSキュー名 [-u ISI実行環境名]
コマンドの詳細は、“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。
MQアダプタの削除
MQアダプタを作成している場合、以下のコマンドを実行してMQアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。
isisetup delete-mq -n MQアダプタ名 [-u ISI実行環境名]
MQDアダプタの削除
MQD受信またはMQD送信を利用している場合、以下のコマンドを実行してMQDアダプタを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。
isisetup delete-mqd -n MQDアダプタ名 [-u ISI実行環境名]
カスタムアダプタの削除
アウトバウンドのカスタムアダプタ利用時の設定を行っている場合、“Interstage Application Server Java EE運用ガイド”の“コネクタの運用方法”を参照し、作成したアウトバウンド・リソースアダプタのリソースの削除を行ってください。
III連携の環境の削除
III連携の環境を作成している場合、以下の手順を実行してIII連携の環境を削除してください。
IIIの運用管理環境のWebアプリケーションの配備解除
Interstage Java EE管理コンソールを使用し、ISIConsoleのIJServerクラスタに対して配備した、IIIの運用管理環境のWebアプリケーションを配備解除してください。
III連携定義ファイルの削除
ISIのインストール先にコピーしたIII連携定義ファイルを削除してください。
/opt/FJSVesi/etc/jee/def/gui/iii-cooperations.xml
リソースアダプタの配備解除
作成されているすべてのISIサーバのIJServerクラスタに対して以下のコマンドを実行し、コネクタモジュールとコネクタリソースのターゲットの関連付けを解除してください。
asadmin delete-application-ref --target ISIサーバ名 esiiiiadapter asadmin delete-resource-ref --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
ターゲットの関連付けを解除したあと、以下のコマンド実行し、リソースアダプタを配備解除してください。
asadmin delete-connector-connection-pool --cascade=true esiiiiadapter asadmin undeploy --target ISIサーバ名 esiiiiadapter
連携用EJBディスパッチャの削除
作成されているIIIとの連携用EJBディスパッチャは、以下のコマンドを実行して削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“iiudeldp”コマンドを参照してください。
/opt/FJSVesi/bin/iiudeldp
ISIサーバの削除
以下のコマンドを実行してISIサーバを削除してください。コマンドの詳細は“ISI リファレンス”の“isisetup”コマンドを参照してください。
isisetup delete-server [-u ISI実行環境名]