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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

10.2.3 CORBAの定義

ISIからCORBA接続を行うためのサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“CORBA”を指定します。

画面例

図10.16 CORBA(ネーミングサービスを利用)の画面例(プロパティビュー)

図10.17 CORBA(IORファイルをを利用)の画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.10 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“CORBA”が表示されます。

メッセージング

“同期”が表示されます。

キュー名

指定不要です。

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンス名

指定不要です。

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンス取得方法

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを“ネーミングサービスを利用”して取得するか、“IORファイルを利用”して取得するかを選択します。

呼び出し先のCORBAのサーバアプリケーションに応じて選択してください。

ネーミングサービス接続先情報

ネーミングサービスの参照先を“Interstage運用環境の設定を利用”するか、サービスエンドポイントごとに“個別に設定”するかを選択します。

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを“ネーミングサービスを利用”して取得する場合だけ指定します。

Interstage運用環境の設定を利用

サーバホスト名

ネーミングサービスの参照先ホスト名を指定します。

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを“ネーミングサービスを利用”して取得する場合、かつネーミングサービスの参照先を“個別に設定”する場合だけ指定します。

ネーミングサービス接続先情報を“個別に設定”した場合、本指定は省略できません。

ポート番号

ネーミングサービスの参照先ポート番号を指定します。1~65535の範囲で指定します。範囲外の値は指定しないでください。

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを“ネーミングサービスを利用”して取得する場合、かつネーミングサービスの参照先を“個別に設定”する場合だけ指定します。

ネーミングサービス接続先情報を“個別に設定”した場合、本指定は省略できません。

サーバアプリケーションのオブジェクト名

サーバアプリケーションのオブジェクト名を指定します。

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを“ネーミングサービスを利用”して取得する場合だけ指定します。

“ネーミングサービスを利用”する場合、本指定は省略できません。

samplemodule::sampleinterface

サーバアプリケーションのIORファイル

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを出力したファイルのパスを絶対パスで指定します。

サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスを“IORファイルを利用”して取得する場合だけ指定します。

“IORファイルを利用”する場合、本指定は省略できません。

サーバアプリケーションのメソッド名

サーバアプリケーションのメソッド名を指定します。
本指定は、省略できません。

op01

リクエスト方法

“RequestResponse方式” または“Oneway方式”を選択します。

CORBAのサーバアプリケーションのインタフェースに応じて選択してください。

RequestResponse

送受信データ

“バイナリ型”または“共通メッセージ型”を選択します。

呼出し先のCORBAのサーバアプリケーションに応じて選択してください。

連携先のサービスエンドポイント名を指定する

CORBAアダプタを利用したISIサーバ連携を行う際に連携先のサービスエンドポイント名を指定するかどうかを指定します。

リクエスト方法で“RequestResponse方式”を選択し、送受信データで“共通メッセージ型”を選択した場合だけ指定できます。

連携先のサービスエンドポイント名を指定する場合は、[連携先のサービスエンドポイント名を指定する]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

サービスエンドポイント名

連携先のインバウンドのCORBAのサービスエンドポイント名を指定します。

[連携先のサービスエンドポイント名を指定する]チェックボックスをオン(チェックつき)にした場合だけ指定します。

クライアントタイムアウト時間の設定

ネーミングサービスの参照先を“Interstage運用環境の設定を利用”するか、サービスエンドポイントごとに“個別に設定”するかを選択します。
サービスエンドポイントごとに細かくタイムアウトを決定する必要があるような特別な場合を除いては、“Interstage運用環境の設定を利用”を選択してください。
個別に設定する場合は、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の待機時間(period_receive_timeout)の指定が有効になります。

Interstage運用環境の設定を利用

クライアントタイムアウト時間

クライアントのタイムアウト時間を指定します。秒単位で指定します。

0~100000000(秒)を指定することができます。0を指定する場合は、CORBAサーバアプリケーションが復帰するまでの待機時間を監視しません。

注意

  • Java EE実行環境では、CORBAを利用したサービスエンドポイントが定義されているシーケンスを実行することはできません。