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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

10.2.1 SOAPの定義

ISIからWebサービスを呼び出すためのサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“SOAP”を指定します。

画面例(同期)

図10.12 SOAP(同期)の画面例(プロパティビュー)

画面例(非同期)

図10.13 SOAP(非同期)の画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.8 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“SOAP”が表示されます。

メッセージング

サービスエンドポイント作成時に指定したメッセージング種別(同期/非同期)が表示されます。

キュー名

メッセージング種別が非同期の場合、送信用アダプタにリクエストを渡すためのキュー名を指定します。

必須

ESISendQueue

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンス名

指定不要です。

接続先URL

接続先WebサービスのURLを指定します。

日本語文字を含むURLを指定する場合は、日本語文字をUTF-8でエンコードしてから入力してください。

http://MyHost/soap/services/urn:MyService

接続タイムアウト時間(ミリ秒)

接続先から応答がない場合、接続を切断するタイムアウト時間をミリ秒で指定します。
0~999999の範囲の整数を指定してください。
指定を省略した場合、0(タイムアウトなし)になります。

60000

SOAPバージョン

アウトバウンドアダプタから送信するSOAPメッセージのバージョンを指定します。

SOAP Action

接続先のWebサービスが要求するSOAP Actionを指定します。
SOAP Actionが必要かどうかは接続先のWebサービスに確認してください。

SOAPメッセージかどうかを確認する

SOAPメッセージの妥当性検証を行うかどうかを指定します。
SOAPのスキーマ定義でリクエストとレスポンスのSOAPメッセージの妥当性検証を行います。

確認しない(チェックなし)

SOAP Faultをエラーにする

呼び出したWebサービスのレスポンスがSOAP Faultだった場合にISI処理をエラーにするかどうかを指定します。
メッセージング種別が同期の場合、シーケンスエラーになります。
メッセージング種別が非同期の場合、アウトバウンドキューにメッセージが戻ります。

エラーにしない(チェックなし)

SOAP Faultをログに出力する

呼び出したWebサービスのレスポンスがSOAP Faultだった場合に、受信したSOAP Faultの情報をシステムログおよび、トレースログに出力するかどうかを指定します。
本項目は、Java EE実行環境でのみ有効となります。

出力しない(チェックなし)

メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する

メッセージング種別が非同期の場合にメッセージを蓄積するかどうかを指定します。
蓄積する場合は、[メッセージ蓄積DBにメッセージを蓄積する]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

蓄積する(チェックつき)

Basic認証を実施

Basic認証を行うかどうかを指定します。
Basic認証を行う場合は、[Basic認証を実施]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Basic認証のログインユーザ名]、[Basic認証のログインパスワード]を指定してください。

行わない(チェックなし)

Basic認証のログインユーザ名

Basic認証のログインユーザ名を指定します。

Basic認証のログインパスワード

Basic認証のログインパスワードを指定します。

Proxyサーバを使用

プロキシサーバを使用するかどうかを指定します。
プロキシサーバを使用する場合は、[Proxyサーバを使用]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Proxyサーバのホスト名]、[Proxyサーバのポート番号]を指定してください。

使用する(チェックつき)

Proxyサーバのホスト名

プロキシサーバのホスト名を指定します。J2EE実行環境でのみ有効となります。Java EE実行環境の場合の設定方法は、“ISI Java EE導入ガイド”の“ISIサーバのセットアップ”を参照してください。

proxy.proxyhost.com

Proxyサーバのポート番号

プロキシサーバのポート番号を指定します。
0~65535の範囲の整数を指定してください。

8080

Proxyを使用しないホスト名

プロキシを経由せずに接続するホスト名を指定します。
“|”区切りで複数のホスト名を指定できます。また、ワイルドカード文字 (*) によるマッチングも指定できます。

localhost|*.myhost.com

Proxyサーバ認証

プロキシサーバの利用者認証を行うかどうかを指定します。
プロキシサーバの利用者認証を行う場合は、[Proxyサーバ認証]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Proxyサーバのログインユーザ名]、[Proxyサーバのログインパスワード]を指定してください。

行う(チェックつき)

Proxyサーバのログインユーザ名

プロキシサーバのログインユーザ名を指定します。

proxyUserName

Proxyサーバのログインパスワード

プロキシサーバのログインパスワードを指定します。

proxyPassword

レスポンス処理実行[互換機能]

メッセージング種別が非同期の場合に呼び出したWebサービスのレスポンスをキューに格納する場合に指定します。
レスポンス処理を実行する場合は、[レスポンス処理実行]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[レスポンス処理ヘッダ]、[レスポンス格納先サービスエンドポイント名]を指定してください。

実行する(チェックつき)

レスポンス処理ヘッダ[互換機能]

レスポンス処理を実行する場合に、リクエストメッセージのヘッダ情報からコピーするパラメタ名を指定します。
複数のパラメタ名を指定する場合は、“,”(半角カンマ)で区切って指定してください。

usr.param1,usr.param2

レスポンス格納先サービスエンドポイント名[互換機能]

レスポンスを格納するサービスエンドポイント名を指定します。
アウトバウンドのJMSまたはJMS-Rのサービスエンドポイントを指定してください。

EndpointRsp