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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

4.4.4 シーケンスの終了情報を設定する

シーケンスの終了時のプロパティを設定する方法について説明します。正常終了時に渡すデータのプロパティとエラー発生時に呼び出すシーケンスのプロパティを設定できます。

操作手順は、以下のとおりです。

  1. ISIナビゲータービューで編集するシーケンスを選択し、ダブルクリックします。
    ⇒シーケンスエディタに選択したシーケンスが表示されます。

  2. シーケンスの終了“END”をクリックします。
    ⇒プロパティビューにシーケンスの終了情報が表示されます。

  3. シーケンスの終了時の情報を設定します。

図4.33 シーケンスの終了情報の画面例(プロパティビュー)

正常終了時の設定の項目は以下のとおりです。

表4.12 正常終了時の設定の項目

項目

説明

備考

復帰させるペイロード

正常終了時に復帰させるペイロードを指定します。以下から選択します。

  • @start
    シーケンス起動時のペイロード

  • @current
    現在のペイロード

  • @none
    空のペイロード

  • ステップ名
    表示されているステップ処理後のペイロード

デフォルトは、“@current”(現在のペイロード)です。


エラー発生時の設定の項目は以下のとおりです。

表4.13 エラー発生時の設定の項目

項目

説明

備考

呼び出すシーケンス

エラー発生時に呼び出すシーケンスを指定します。実行するシーケンスと同じプロジェクト内のシーケンスを選択できます。

省略した場合は、エラー発生時は、ほかのシーケンスを呼び出しません。

渡すペイロード

エラー発生時に呼び出すシーケンスに渡すペイロードを指定します。以下から選択します。

  • @start
    シーケンス起動時のペイロード

  • @current
    現在のペイロード

デフォルトは、“@current”(現在のペイロード)です。

ポイント

[復帰させるペイロード]にステップ名を指定する場合、以下を設定してください。

  • シーケンス情報で[ステップの実行結果の履歴]に“残す”を指定

  • [復帰させるペイロード]に指定したステップのステップ情報で、[ステップの実行結果の履歴]に“残す”を指定

上記の設定をしていない場合、現在のペイロードが復帰します。
また、[復帰させるペイロード]に指定したステップが実行されていない場合、現在のペイロードが復帰します。