シーケンスの終了時のプロパティを設定する方法について説明します。正常終了時に渡すデータのプロパティとエラー発生時に呼び出すシーケンスのプロパティを設定できます。
操作手順は、以下のとおりです。
ISIナビゲータービューで編集するシーケンスを選択し、ダブルクリックします。
⇒シーケンスエディタに選択したシーケンスが表示されます。
シーケンスの終了“END”をクリックします。
⇒プロパティビューにシーケンスの終了情報が表示されます。
シーケンスの終了時の情報を設定します。
図4.33 シーケンスの終了情報の画面例(プロパティビュー)
正常終了時の設定の項目は以下のとおりです。
項目 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
復帰させるペイロード | 正常終了時に復帰させるペイロードを指定します。以下から選択します。
| デフォルトは、“@current”(現在のペイロード)です。 |
エラー発生時の設定の項目は以下のとおりです。
項目 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
呼び出すシーケンス | エラー発生時に呼び出すシーケンスを指定します。実行するシーケンスと同じプロジェクト内のシーケンスを選択できます。 | 省略した場合は、エラー発生時は、ほかのシーケンスを呼び出しません。 |
渡すペイロード | エラー発生時に呼び出すシーケンスに渡すペイロードを指定します。以下から選択します。
| デフォルトは、“@current”(現在のペイロード)です。 |
ポイント
[復帰させるペイロード]にステップ名を指定する場合、以下を設定してください。
シーケンス情報で[ステップの実行結果の履歴]に“残す”を指定
[復帰させるペイロード]に指定したステップのステップ情報で、[ステップの実行結果の履歴]に“残す”を指定
上記の設定をしていない場合、現在のペイロードが復帰します。
また、[復帰させるペイロード]に指定したステップが実行されていない場合、現在のペイロードが復帰します。