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Interstage Service Integrator V9.5.1 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

3.3 ISIプロジェクトのプロパティを設定する

ISIプロジェクトの作成後、ISIプロジェクトのプロパティ(接続先サーバ情報、FEDIT/FL-TABLE情報、III連携の定義作成用情報)を設定する方法について説明します。

注意

V9.1以前のバージョン・レベルから移行したプロジェクトの場合、ISI StudioからFEDIT/FL-TABLEを起動する場合に「FEDIT/FL-TABLE情報」の設定が必要になります。

操作手順は、以下のとおりです。

  1. ISIナビゲータービューに表示されているISIプロジェクトを選択し、[ファイル]メニューの[プロパティ]をクリックします。
    ⇒ISIプロジェクトの[プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 接続先サーバ情報を設定するには、[ISIプロジェクト プロパティ]を選択します。

    図3.7 [ISIプロジェクト プロパティ]の画面例

    表3.5 [ISIプロジェクト プロパティ]の項目

    項目

    説明

    備考

    接続先

    接続先サーバのIPアドレスまたはホスト名を、半角英数字およびドット( . )で指定します。

    ポート番号

    接続先サーバのポート番号を指定します。

    ISI運用管理コンソールが動作しているサーバのポート番号を指定してください。

    省略時は、[SSL暗号化通信を使用する]を指定しない(チェックボックスをオフにした)場合80、[SSL暗号化通信を使用する]を指定した(チェックボックスをオンにした)場合443を使用します。

    SSL暗号化通信を使用する

    接続先サーバとの接続にSSL暗号化通信を使用するかどうかを指定します。

    デフォルトは“使用しない”(チェックなし)です。

    J2EE環境を使用する

    ISIプロジェクトを登録するISIサーバがJ2EE実行環境のときには、チェックします。

    ISIプロジェクトを登録するISIサーバがJava EE実行環境のときには、チェックをはずします。

    定義部分取得モードの場合、設定できません。

    タイムアウト

    接続先サーバに対して定義登録や定義取得を行ったときの、接続先サーバからの最大レスポンス時間(秒)を指定します。

    デフォルトは“600”です。

    [デフォルトの復元]ボタン

    接続先、ポート番号をクリアします。

    [適用]ボタン

    指定した値を適用します。

    [OK]ボタン

    指定されたプロパティを保存し、ダイアログボックスを閉じます。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

    注意

    ISIの定義作成後に「J2EE環境を使用する」のチェックボックスを変更した場合、作成済みの定義の内容は自動的に変更されません。「J2EE環境を使用する」のチェックボックスを変更したい場合には、ISIの定義を再作成してください。

  3. FEDIT/FL-TABLE情報を設定するには、[FEDIT/FL-TABLE]を選択します。

    図3.8 [FEDIT/FL-TABLE]の画面例

    表3.6 [FEDIT/FL-TABLE]の項目

    項目

    説明

    備考

    データベース格納先フォルダ

    FEDIT/FL-TABLEのデータベース格納先フォルダをフルパスで指定します。
    FEDIT/FL-TABLEを一般ユーザで利用する場合は、当該ユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”をフォルダに設定してください。

    必須

    デフォルトは、“<ロケーションのフォルダ>\FMCL”です。

    パスの長さは220バイト以内で指定してください。

    [参照]ボタン

    フォルダを参照して[データベース格納先フォルダ]を指定できます。

    [作成]ボタン

    このボタンをクリックすると変換定義データベースを作成します。
    指定した[データベース格納先フォルダ]に変換定義データベースが存在しない場合だけ有効です。

    ユーザID

    FEDIT/FL-TABLEへログインするためのユーザIDを指定します。

    必須

    デフォルトは、“ADMIN”です。

    パスワード

    FEDIT/FL-TABLEへログインするためのパスワードを指定します。

    必須

    デフォルトは、ユーザID“ADMIN”のパスワードです。

    [接続確認]ボタン

    指定された情報でFEDIT/FL-TABLEへ接続できるかを確認します。
    接続できた場合は、『接続に成功しました。』のメッセージが表示されます。

    [デフォルトの復元]ボタン

    各項目をデフォルト値に戻します。

    [適用]ボタン

    指定した値を適用します。

    [OK]ボタン

    指定されたプロパティを保存し、ダイアログボックスを閉じます。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

    注意

    この画面の[作成]ボタンの操作は、ダイアログの[キャンセル]ボタンでは取り消すことはできません。

  4. Interstage Information Integratorと連携する定義を作成するための情報を設定するには、[III連携 プロパティ]を選択します。

    図3.9 [III連携 プロパティ]の画面例

    表3.7 [III連携 プロパティ]の項目

    項目

    説明

    備考

    IIIプロジェクト名

    Interstage Information Integratorの定義が格納されているプロジェクトの名前を指定します。

    [デフォルトの復元]ボタン

    各項目をデフォルト値に戻します。

    [適用]ボタン

    指定した値を適用します。

    [OK]ボタン

    指定されたプロパティを保存し、ダイアログボックスを閉じます。

    [キャンセル]ボタン

    処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。

    ポイント

    [III連携 プロパティ]の情報を設定できるのは、ISI StudioとIII Studioの両方がInterstage Studioの同一ワークベンチにインストールされている場合に限ります。
    それ以外の環境で[III連携 プロパティ]を選択した場合、プロパティ設定画面に下記のメッセージが表示され、プロパティの設定はできません。
    「連携可能なバージョンのIII Studioがインストールされていません。」

  5. [OK]ボタンをクリックします。
    ⇒指定されたプロパティが保存されます。