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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.3
FUJITSU Software

E.3.1 IPMIサービスの起動設定

シャットダウンエージェント設定更新機能は、サーバのBMCまたはiRMCのIPアドレスを取得するときに、IPMIサービスを利用するため、IPMIサービスの起動設定を実施します。

  1. IPMIサービスの起動

    全ノードで以下のコマンドを実行し、IPMIサービスの起動状態を確認します。

    # /sbin/service ipmi status

    IPMIサービスが起動していないすべてのノード上で、以下のコマンドを実行し、IPMIサービスを起動します。

    # /sbin/service ipmi start
    Starting ipmi drivers:                                     [  OK  ]
  2. IPMIサービスのランレベルの設定

    全ノードで、現在のIPMIサービスのランレベルを確認します。

    # /sbin/chkconfig --list ipmi
    ipmi            0:off   1:off   2:off   3:on    4:off   5:off   6:off

    注意

    ランレベルが“on”になっている場合は、その値を控えておきます。上記の場合は、ランレベルは3 です。この値は、本機能を解除して環境を元に戻すときに必要になります。

    起動時にIPMIサービスを読み込むよう、全ノードで、以下のコマンドを実行します。

    # /sbin/chkconfig ipmi on

    参考

    本機能を有効にしたいランレベルだけを“on”にすることも可能です。その場合は、ランレベルを 2~5の範囲で指定してください。