ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.3
FUJITSU Software

3.3 PRIMECLUSTERのインストール

PRIMECLUSTERのインストールには、インストールスクリプトを使用した方法があります。

参照

インストール方法の詳細については、PRIMECLUSTERのインストールガイドを参照してください。

PRIMECLUSTERをインストールした後、RHEL6環境の場合は、kdump用の初期RAMディスク(initramfs)にCFおよびGDSのモジュールが組み込まれないようにするため、以下の設定を行ってください。

  1. /etc/kdump.confのblacklistの設定に、CFのモジュール(cf, symsrv)およびGDSのモジュール(sfdsk, sfdsk_lib, sfdsklog, sfdsksys)を追加します。

    • /etc/kdump.confにblacklistの設定が記載されている場合

      修正前:

      blacklist kvm-intel

      修正後(GDSがインストールされていない場合):

      blacklist kvm-intel cf symsrv

      修正後(GDSがインストールされている場合):

      blacklist kvm-intel cf symsrv sfdsk sfdsk_lib sfdsklog sfdsksys
    • /etc/kdump.confにblacklistの設定が記載されていない場合

      以下の行を追加します。

      GDSがインストールされていない場合:

      blacklist cf symsrv

      GDSがインストールされている場合:

      blacklist cf symsrv sfdsk sfdsk_lib sfdsklog sfdsksys
  2. システムまたはkdumpのサービスを再起動します。

参照

kdumpの詳細については、OSのマニュアルを参照してください。

注意

PRIMERGYの物理環境において、PRIMECLUSTERは/etc/kdump.confのkdump_postを設定します。
kdump_postは/etc/kdump.conf内でひとつしか有効にならないため、PRIMECLUSTER以外では設定しないでください。

PRIMECLUSTERは、OS起動時に/etc/kdump.confに以下のような設定を追加します。

### poffinhibit configuration(automatically inserted) ### 
kdump_post /etc/poffinhibit/unlock.sh 
extra_modules poffinhibit_ipdv poffinhibit 
options poffinhibit_ipdv SmBiosAddrParam=0x0 
### poffinhibit configuration end ###