本付録では、外部ネットワークからInteraction Managerへアクセスする場合のアドレス(代表IPアドレス)の設定方法について説明します。
ファイアウォールなどで区切られた外部ネットワークと内部ネットワークでは、Interaction ManagerにアクセスするためのIPアドレスが異なる場合があります。
この場合、Autopilotを正しく動作させるために、外部ネットワークからInteraction Managerにアクセスするためのアドレス(代表IPアドレス)を以下の手順で設定します。
ポータル機能の停止
ポータル、管理コンソールをまとめて停止します。
詳細は、「ポータル 運用ガイド」の「5.5.2 ポータル機能の停止」の「ポータル、管理コンソールをまとめて停止する」を参照してください。
Interstage Java EE管理コンソールへのログイン
Application ServerのInterstage Java EE管理コンソールにログインします。
詳細は、「ポータル 運用ガイド」の「5.5.1 ポータル機能の起動」の「Interstage Java EE管理コンソールにログインする」を参照してください。
IJServerクラスタのJVMオプションの設定
AutopilotのIJServerクラスタのJVMオプションに自サーバの情報を設定します。
[設定]を選択します。
設定一覧からIJServerクラスタの設定名を選択します。
IJServerクラスタの設定名:[IJServerクラスタ名]-config
構成から[JVM設定]を選択します。
[JVMオプション]タグを選択し、Autopilotの自サーバの情報をJVMオプションに追加または変更します。
項目 | 説明 |
---|---|
emu.representative.host | 代表アクセスURLの代表アドレスを指定します。 |
emu.representative.port | 代表アクセスURLのポート番号を指定します。 |
emu.representative.protocol | 代表アクセスURLの通信プロトコルを設定します。
|
[保存]ボタンをクリックします。
ポータル機能の起動
ポータル、管理コンソールをまとめて起動します。
詳細は、「ポータル 運用ガイド」の「5.5.1 ポータル機能の起動」の「ポータル、管理コンソールをまとめて起動する」を参照してください。
ポイント
AutopilotのIJServerクラスタ名は、セットアップ時にIJServerクラスタに指定した値です。
セットアップタイプにより以下のように値が異なります。
デフォルトタイプの場合:[セットアップ時に入力したテナントID]_ac
カスタマイズタイプの場合:対話式で入力した値
サイレントタイプの場合:テナント定義入力ファイルで定義した値